メラプティ
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地方首長選を振り返って
先月末、統一地方首長選挙が実施された。その結果は、プラボウォ政権の今後にどう影響するのか。3つのポイントから考えてみたい。 まず重要なのが、プラボウォ率い.....
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誰がジャカルタを制すか
プラボウォ政権下で初の統一地方首長選挙が、今月27日に控えている。37州の州知事と508県・市の県知事・市長を選ぶ選挙だ。2億人を超える有権者が、今後5年の地.....
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天に二日無し
今月20日に控えたプラボウォ政権の発足を前に、ジョコウィ大統領の政治パフォーマンスが注目を浴びている。とくに先週の火曜日、プラボウォと2時間半、サシで夕食を楽.....
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闘争民主党のジレンマ
先月末に国会前で繰り広げられた大規模抗議デモは、民主主義の救済を訴える市民勢力のパワーを国内外に見せつけた。その結果、11月の統一地方首長選挙に新たな希望が生.....
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アニス外しの政治
今月27日、いよいよ統一地方首長選の立候補者登録が始まる。投票日は11月27日。全国各地で候補者選びの政治駆け引きがヒートアップしている。その象徴がジャカルタ.....
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ジェマ・イスラミアの解散
国際的に有名なインドネシアのイスラム過激派組織ジェマ・イスラミア(JI)が、6月30日に組織の解散を宣言し、国内外から注目を浴びている。JIといえば、バリ島で.....
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ジャカルタ特別州知事選
4月末に大統領選挙の決着が着くやいなや、政界は11月末に行われる全国統一首長選挙の準備で忙しい。全国38州中37の州で州知事を選び、全514県・市の自治体のう.....
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プラボウォの国軍
次期プラボウォ政権が、どのような内閣を形成するか。メディアは、その憶測で賑わっている。政党も、大臣ポストをいくつ取れるかの憶測話で忙しい。 そんな中、あま.....
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プラボウォ政権への布石
レバランも明け、政界の動きも活発化しそうである。まず今月22日には、憲法裁判所が審議してきた、大統領選挙に関するアニス候補とガンジャル候補の異議申し立てへの最.....
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24年選挙を振り返って
今月20日、24年選挙に関する正式な開票結果が発表された。大方の予想通り、プラボウォ候補が約9千6百万票(得票率58%)、アニス候補が約4千万票(24%)、ガ.....
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プラボウォとジョコウィ
先月の大統領選挙から約1カ月が経ち、政界は次期プラボウォ政権がどういう閣僚ラインナップで船出するのか、様々なゴシップが飛び交っている。しかし、10月の政権交代.....
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選挙後の新たなパワーゲーム
いよいよ今週水曜日は大統領選挙の投票日だ。選挙戦を振り返って、今回の選挙をどう評価すべきか。そして選挙後に何が待っているのか。 今回の大統領選挙は、おそら.....
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討論会と選挙戦の行方
2月14日の大統領選挙に向け、過去3回、候補者討論会が行われてきた。12月に2回、そして今月7日に3回目。その7日のテーマは国防、治安、国際関係、地政学。支持.....
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ゆるゆるとゴリゴリの選挙戦
先月28日、大統領選挙と議会選挙に向けての選挙キャンペーンが正式にスタートした。キャンペーンは2月10日まで続く。各大統領候補は、どのように選挙戦を進めようと.....
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ギブラン出馬の衝撃
先月末、政局が大きく動いた。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の長男ギブランが、次期大統領候補のプラボウォ国防相の副大統領候補として出馬が決まったからで.....
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カエサン連帯党の衝撃
先月25日、政局に大きなサプライズがあった。それは、ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の次男カエサンが、「若者の党」を自称するインドネシア連帯党(PSI.....
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アニスとパロの同床異夢
今月2日、次期大統領選挙に出馬予定のアニス・バスウェダン前ジャカルタ特別州知事は、民族覚醒党のムハイミン党首を副大統領候補にすると発表した。これは大きなサプラ.....
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プラボウォ連合の結成
昨朝(8月13日)、政局に大事な動きがあった。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)政権を支える連立与党のうち、2つの政党、すなわちゴルカル党と国民信託党が、次期.....
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ガンジャルの苦悩
与党第一党の闘争民主党から大統領候補に指名されたガンジャル・プラノウォ中部ジャワ州知事に対する世論の支持率が伸び悩んでいる。昨年まで人気ダントツで、正式に候補.....
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プラボウォ現象
大統領選挙まであと8カ月。ここにきて新しいトレンドが定着しつつある。それは先頭ランナーの交代だ。昨年来、ガンジャル中部ジャワ州知事が、次期大統領候補として各種.....
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副大統領選びの政治駆け引き
先月21日、闘争民主党のメガワティ党首は、ガンジャル・プラノウォ中部ジャワ州知事を同党の大統領候補に決定すると発表した。この発表は、昨年以来の両者の駆け引きの.....
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U―20W杯の政治的効果
先月29日、インドネシアのU―20W杯開催権の剥奪を国際サッカー連盟(FIFA)が発表し、多くの国民はショックを受けた。スポーツに政治を持ち込むなという批判が.....
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アニス陣営の悩み
次期大統領選挙への立候補を表明している前ジャカルタ特別州知事のアニス・バスウェダン。彼の陣営の動きが慌ただしくなっている。その象徴が、彼を擁立するナスデム党の.....
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大統領任期延長論の狙い
大統領の任期は憲法で最長2期10年と定められている。これは、32年のスハルト長期政権を許した過去の反省に立った民主改革の肝と理解されてきた。その肝を捨てようと.....
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政治化する憲法裁判所
政治学に「政治の司法化」という概念がある。司法過程や裁判所の判決が、政治的な影響を増している状況を説明する概念だ。インドネシアでも、憲法裁判所の政治的影響力は.....
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アニス人気上昇の背景
今月初め、世論調査会社インディカトルが興味深い調査結果を発表した。次期大統領候補として、アニス・バスウェダン前ジャカルタ特別州知事の人気が急上昇しているとのこ.....
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レラワンの政治
今月に入り、インフォーマルな選挙キャンペーンが加速している。それはボランティア組織による選挙活動だ。ボランティアのことをインドネシアでは「レラワン」と言う。こ.....
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アニス立候補のインパクト
今月3日、ジャカルタ州知事アニス・バスウェダンが次期大統領選挙への出馬を表明した。この動きは今後の政治に大きなインパクトをもたらす。なぜアニスは、16日の知事.....
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サンボ事件の政治的根因
ここ2カ月間、メディアは毎日のようにサンボを伝えてきた。渦中の人、サンボ警察少将。部下で付き人のヨシュアを計画的に殺害した罪に問われている。なぜ彼は妻まで巻き.....
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刑法改正めぐる政治攻防
国会が大きく荒れそうだ。その火種が刑法改正法案である。振り返ると、国会は2019年の汚職撲滅委員会法の改正、20年の雇用創出法、そして今年1月の首都移転法とい.....