首都から足を伸ばして 自然を満喫 プンチャック峠

 国内で新型コロナウイルスの感染拡大が収まりつつある今日。モールの営業や飲食店での店内飲食を認めるなど、徐々に規制緩和措置がとられている。そんな中、自然とボゴール産の新鮮な青果を求め、西ジャワ州のボゴール県とチアンジュール県をまたぐプンチャック峠へと訪れた。

 中央ジャカルタから目的地のプンチャック峠まで車で約2時間。高速道路を利用することで、あっという間に到着する。ただ、車のタイヤがパンクするというハプニングに見舞われ、目的地に着く頃には出発してから3時間以上経過していた。
 今回の目的は、自然を満喫し、ボゴール産の新鮮な青果を購入することだった。だが、その前に老舗ホテルのプンチャック・パス・リゾート(西ジャワ州チアンジュール県)で昼食をとった。美しい緑、澄んだ空気を満喫しながらの食事。ジャカルタで味わうことができない、なんとも言い難いぜいたくな時間を過ごした。
 食事を終えた後にお目当ての青果店を覗いてみると、そこには新鮮な野菜や果物が並んでいた。店を仕切るアジャックさん(52)は、「ここにあるのは全部、ボゴールとチアンジュールでとれた新鮮な青果だ」と話す。筆者はここでマメ科の野菜「プテ」とイチゴを購入した。
 店を後にする前、野暮な質問だと思いつつ、コロナ禍での売り上げを聞いてみた。すると、アジャックさんは「観光客の減少と共に売り上げは少し減った。ただ、大幅に減ったわけではない」という。帰り際には「(筆者の)友達のために青果を全部買っていってくれよ」と冗談を交えながら笑顔で手を振ってくれた。
 プンチャック峠には飲食店、青果店以外にも茶畑がある。茶畑は写真スポットにもなっており、多くの市民が自然を満喫しながら写真撮影に精を出していた。
 帰宅すると、さっそく購入したイチゴを使ってジャム作りにとりかかった。インドネシア産のイチゴは日本産と比べ、酸味が強い。ただ、この酸味がいい味を引き出す。完成したジャムを一口食べると、「これは売れるぞ!」なんて妄想をした。
 自然・新鮮な青果を求め、わざわざ首都ジャカルタからプンチャック峠まで足を伸ばす。コロナ禍で窮屈な生活が強いられており、こんな日があってもいいのではないかと感じた1日だった。(長田陸、写真も)

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