ハリポタファン必見 テイク・ア・バイト インスタ映えする店
最近ワルン(屋台)で食事をとることが多い。安いしおいしいけれど、たまにはおしゃれなレストランで食事がしたい。そう考え、写真投稿アプリ「インスタグラム」でレストランを検索していたところ、「ハリーポッター」がテーマの店を見つけた。店の名前は「テイク・ア・バイト」。ことし9月に新装開店したという。早速同店を訪れた。
記者はハリーポッターの大ファン。中学生の頃から熱中し、本と映画を何回も見た。地図を頼りに歩いていると、まるで作中の魔法使いの村「ホグズミード」の一角にあるような店が目に飛び込んできた。窓からは「グリフィンドール」、「スリザリン」など、四つの寮の旗が見える。「これは期待できるぞ」。わくわくしながら店内に入った。
店内は2階のロフト席も含めると、約100席あり、かなり広い。それでも、家族連れや子連れの友だち同士で訪れた客らで賑わい、ほぼ満席だった。
同店には、主人公らがよく飲んでいる「バタービール」(5万ルピア)がある。原作のように、飲んでも体は温まらないが、よく冷えていておいしかった。ノンアルコールで甘く、子どもが好きそうな味だ。シーシャ(水タバコ)には、作中の4寮の名前を使ったフレーバーがある。
その他、ハンバーガーやグリルチキン、ステーキなどの西洋料理と、バソ(肉団子)やソト・ブタウィなどのインドネシア料理を取りそろえる。ドリンクメニューも豊富でアルコール、ノンアルコール計100種類以上を用意している。
ランチタイムで人気だという「ブラックチキンバーガー」(7万ルピア)を注文した。グリルで焼かれたジューシーなチキンとソースがよく合う。
同店では、ハリーポッターファンらが、物語に登場する魔法世界との境界線「9と4分の3番線」を再現した壁や、主人公ら行きつけの店「三本の箒」を模したワインセラーなど、店内のフォトスポットで撮影を楽しんでいる。遠方からもファンが訪れ、コスプレして訪れる人もいるらしい。
クリスマスやイースター、中国の新正月など、季節ごとのイベントにも力を入れている。内装もイベントに合わせて変える。「インスタ映え」する同店は好評で、若者を中心にリピーターが多いという。
今後、ハリーポッターファンはもちろん、より多くの人に楽しんでもらえるよう、新メニューの開発やイベントの企画を行うという。
大人気のお店なので、訪れるなら事前予約がおすすめだ。(小山倫、写真も)
Take A Bite
住所 Jl. Pluit Permai, no.10 RT.1 / RW7, Pluit
Kec. Penjaringan, Jakarta Utara
☎ 0812 ・8321・0880
営業 午後12時~午前12時 (日~木曜)
午後12時~午前1時(金~土曜)