離島でゆっくり時間 セパ島 お手軽リゾート
きれいな海があるところでゆっくりしたい。手間やお金をできるだけかけず、そんな場所に行けないだろうか。北ジャカルタ区アンチョール港から約2時間、船に揺られながらプラウスリブ・セパ島を訪れた。
プラウスリブは「千の島」を意味し、ジャカルタ北面の海に点在するリゾート設備の整った島々だ。セパ島はその中でも透明度の高い海と、白い砂浜が広がるビーチで有名だ。
島に到着して一番に驚いたのは、足がつくほどの浅い場所でも大小さまざまな魚が泳いでいることだ。透明度が高い海では多くの魚を見ることができる。
島を訪れるには、ツアーの申し込みが必要だが、ツアー代は、宿泊する部屋で決まる。記者が宿泊したのはペヌーコテージ(168万ルピア)。ツアーにはアンチョール港から島までスピードボードでの送迎、レストランでの食事、コテージやアメニティの利用が含まれている。
島内のアクティビティは別途料金で楽しむことができる。記者が利用したのはシュノーケリングセット(1日あたり10万ルピア)と釣り具セット(1日あたり7万5千ルピア)。その他に1時間無料で利用できるカヌーも楽しんだ。
島に来ていた北ジャカルタ区パンタイ・インダ・カプックに在住のフレディさん(34)は、これでことし7回目の来訪という。
「家族とシュノーケリングをするために来た。何回来ても飽きない。16日にまた来る」
そうフレディさんが話す。
島での朝昼晩の食事はすべてビュッフェ形式だ。海鮮系を中心に用意されている。食後のコーヒーを飲みながらビーチを眺めるのは格別だ。
海に沈む夕日を眺める時間。魚がエサに食いつくのを待つ時間。本を読む時間……。ゆっくりと流れるさまざまな「時」を楽しむことができた。(本間太郎、写真も)
Pulau Sepa
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