もちもち黒糖タピオカ タイガーシュガー 台湾人気店、続々と
台湾発祥の人気タピオカ店「タイガーシュガー(老虎堂)」がこのほど、インドネシアに初上陸し、続々と店舗数を増やしている。もちもちとした黒糖のタピオカとフォトジェニックな見た目が話題を呼んでいると聞き、訪れてみた。
タイガーシュガーは、黒糖のタピオカ専門店だ。黒糖で甘く煮たタピオカに、新鮮なミルクをつぎ込む。
タイガーシュガーの公式ウェブサイトによると、同店の味は10年以上の研究開発の末、飲むデザートとして誕生したという。黒糖はミネラルやビタミン、その他の栄養素も豊富で、独特の香りと忘れられない台湾の味を楽しんでほしいと伝えている。
台湾で誕生して以来、人気は広がり、韓国やシンガポール、米国、フィリピン、マレーシア、タイなどに出店してきた。
インドネシアでは、ことし4月末に北ジャカルタのモール・クラパガディンに初出店して以来、7月31日に中央ジャカルタのプラザ・インドネシア、9月13日には北ジャカルタのエンポリウム・プルイット・モールに出店する予定で、店舗数を次々と増やしている。
月曜の昼すぎにプラザ・インドネシア店を訪れてみた。一番のお勧めは、黒糖タピオカミルクのクリームムース乗せだ。店員によると、次に勧めたいのが黒糖タピオカミルクという。どちらも3万8千ルピア。全てのメニューはコールドに加え、ホットでも注文できる。タピオカは大粒のボバと小粒のパールの2種類がある。
黒糖タピオカミルクのクリームムース乗せと黒糖タピオカミルクを、コールド、ボバで注文した。月曜だったが、店内には行列ができており、注文後は整理券を渡された。ゲットしたのは約15分後。手にすると下は甘く煮詰めた黒糖で温かく、上は冷たいミルクだった。
振ると、温かい黒糖タピオカと冷たいミルクが混ざり合い、いつも飲むタピオカミルクティーにはない濃厚な味わい。特にクリームムース乗せは、まさに飲むデザートという感じだ。(上村夏美、写真も)
Tiger Sugar
住所 Plaza Indonesia, Lantai Basement, Jl. MH Thamrin, Jakarta Pusat
インスタグラム @tigersugarindonesia
営業 午前10時~午後10時