求めるのはあくまで帰郷 強制移転のシーア派信者 マドゥラ島からシドアルジョへ

 東ジャワ州マドゥラ島サンパン県の体育館で避難生活を送っていたシーア派信者約160人を中央政府や州政府の「お墨付き」を得た形で、県が同州シドアルジョの州営住宅へ強制的に移転した。州が一家に1部屋を提供し、1日3食の食事も用意。子どもたちには無償で学校に通う便宜も図る。以前と比べると、より人間的な暮らしにも見える。だが、暮らしてきた故郷に戻りたいというささやかな自由が信者には認められず、帰還を求めている。(堀之内健史、写真も)

◇関連記事
「故郷の生活返して」 シーア派信者強制移転 排斥の「前例」危惧も(2013年06月24日)
シーア派難民を強制排除「治安維持」で内相容認  マドゥラ島サンパン県 (2013年06月21日)
「大統領に直訴する」 マドゥラ島のシーア派難民 自転車で850キロ (2013年06月18日)

写真グラフ の最新記事

関連記事

本日の紙面

JJC

人気連載

クナパくんとブギニ先生NEW

私のじゃかるた時代NEW

編集長の1枚NEW

キャッチアイ おすすめニュースNEW

インドネシア企業名鑑NEW

事例で学ぶ 経営の危機管理

注目ニュース

マサシッ⁉

天皇皇后両陛下インドネシアご訪問

トップ インタビュー

モナスにそよぐ風

HALO-HALOフィリピン

別刷り特集

忘れ得ぬ人々

有料版PDF

修郎先生の事件簿

メラプティ

子育て相談

これで納得税務相談

おすすめ観光情報

為替経済Weekly