U―17、キックオフ
クナパくん 国際サッカー連盟(FIFA)のU―17(17歳以下)W杯が始まるね!
記者 11月10日に開幕。12月2日が決勝だ。インドネシアや日本を含む24チームが熱い戦いを展開する2年に1回開かれる大会だよ。
クナパくん インドネシアで開催される初めてのFIFAの大会になるね。
記者 グループマッチと呼ばれる予選では、インドネシアはエクアドル・パナマ・モロッコとグループAで。日本はポーランド・アルゼンチン・セネガルとグループDで戦うことになる。開催国のインドネシアとアジア覇者の日本はポット1といわれる上位国として、この予選のグループ分けがされたよ。会場は、ジャカルタ国際スタジアム、スラカルタのマナハン・スタジアム、バンドンのジャラク・ハルパット・スタジアム、スラバヤのゲロラ・ブン・トモ・スタジアムの4会場だ。
クナパくん 4会場ともジャワ島だ。ジャカルタの会場は去年4月にできたアンチョール近くのジャカルタ国際スタジアムだね。
記者 最大収容人数は8万2000人。FIFA規定の105㍍×68㍍のフィールドを持つサッカー専用スタジアムだ。サッカー専用といっても、もちろん音楽コンサートやアートイベントなどスポーツイベント以外の様々な用途に使えるよ。世界的に見ても、テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムに次ぎ格納式屋根をもつスタジアムだなんだ。
クナパくん FIFAのU―17W杯で国際的なデビューを飾ることになるね。
記者 そう、そう。このスタジアムの設計・建設は持続可能な建物として開発されていて、グリーンビルディング評議会インドネシア(GBCインドネシア)から、グリーンビルディングの認証評価も受けているよ。GBCインドネシアは、パリ協定で定められた脱炭素化目標を建設分野から目指す世界グリーンビルディング評議会の正式メンバーで、2009年にインドネシアの建設業界の専門家や企業によって設立された非営利団体だ。
クナパくん 大会自体も持続可能で環境にやさしいものとなるか、注目だね。