スマホで短波放送

クナパくん　新型コロナウイルスの感染拡大になかなか歯止めがかからないね。みなさんはどう過ごされているの？
記者　リモートワークが可能な場合は、できるだけリモートワークに切り替えているよ。その影響もあってインターネットの利用がかなり増えているね。
クナパくん　オンラインでショッピングもできるし、食事の注文もできるし、投稿動画や映画も見ることができる。今回のコロナ問題で、利用が一段と進んで、より身近になってきた感じかな。
記者　インドネシアでは携帯電話の普及率が高く、2018年の統計で人口比約120％だから、スマホ中心で身近な存在だね。
クナパくん　いろんなアプリが登場しているから、スマホの使い方もぐっと広がったね。
記者　自分の場合は、レトロな感じがするけどラジオ放送をスマホで聞いているよ。ジャカルタに来た頃から、タクシーに乗ったときや街中で食事をしているときなど良くラジオがかかっていて、日本にいた時よりラジオ放送とくに音楽があふれていた感じがしていたよ。
クナパくん　インドネシアの人は音楽好きだしね。
記者　日本では、タクシーでラジオは流れてなかったと思う。まあ、あまりタクシー移動をしなかったし。それで、いわゆるオールドメディアのジャカルタのラジオ局が2015年に株式上場すると聞いて、びっくりした覚えがあるよ。
クナパくん　音楽などを聴いているの？
記者　職業柄、ニュースかな。速報性もあるしね。ラジオ公共インドネシア（ＲＲＩ）もよく聞くよ。簡単といわれるインドネシア語だけど、しっかり正確に物事を把握するにはなかなか難しいので、ＲＲＩの海外放送ＶＯＩＣＥ　ＯＦ　ＩＮＤＯＮＥＳＩＡの日本語放送もインドネシアとインドネシア語の両方を理解するためにも、ありがたいね。短波ではなく、スマホのアプリを活用しているよ。
クナパくん　短波放送は、海外にもとどくので、日本のＮＨＫなど海外のラジオ局も海外放送に利用しているね。ＮＨＫもインドネシア語で日本のニュースを放送しているようだし、実習生の方々の行き来が始まったよう。インドネシアではインターネットで情報をとりながら、日本のことを理解してもらい、日本に行ってもコロナ禍に負けずに頑張ってほしいね。