モスラの歌はバハサ?

クナパくん 今日はお昼前の比較的ゆっくりの出勤だね。
記者 今日は自主取材の日だから、家でテレビをみたりしてゆっくりしてから来たよ。
クナパくん 日本のNHK?
記者 そうだよ。ジャカルタポストを読んで、日本のニュースと連ドラ(朝の連続テレビ小説)を見たよ。
クナパくん 連ドラだと、今は「エール」かな?
記者 よく知ってるね。
クナパくん 東日本大震災から10年目の節目に「福島を応援したい」との思いを込めて企画され、福島出身の作曲家「古関裕而」を主人公とした作品だね。
クナパくん なるほど。
記者 そうか。「オリンピックマーチ」が世界へ披露されることに気後れする1964年の東京オリンピックのシーンが印象的で、東京2020に引っ掛けているのかと思っていたよ。古関裕而は、5000にも及ぶ曲を作曲した作曲家で、大阪タイガースの歌「六甲颪(おろし)」(昭和36年阪神タイガースの歌へ改題)も作曲しているから、熱いサークル「ジャカルタ猛虎会」の方々も多くいるインドネシアで知っている人も多いと思うよ。
クナパくん あの歌は盛り上がるね。
記者 インドネシアに関するところでは、「モスラの歌」というのを作曲していて、この曲は日本の怪獣映画「モスラ」やそのシリーズで使われていたんだが、この歌詞がインドネシア語だといわれているよ。モスラの住むインファント島自体がインドネシア領という設定であったこともあるね。
クナパくん かなり古い話だね。ただ、モスラ自体は昨年公開された渡辺謙主演のゴジラハリウッド映画第二弾「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で出てきたので知っているよ。今回の設定は、中国・雲南省の古代遺跡で眠るガのような怪獣だったけど。
記者 モスラは平和を愛する温厚な性格という設定だね。そうだ。どこかから現れてその巨大な翼で扇いで新型コロナウイルスを吹き飛ばし、ドラマなどで平和な国の象徴として描かれてきたインドネシアを応援して、早く安息の日々をもたらせてほしいな。

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