古代のガンダム像?
クナパくん 中部ジャワ州スマラン県に、日本のアニメ「機動戦士ガンダム」のロボットにそっくりな像があるんだって!
記者 このほどツイッターで広がり、地元メディアでも話題になっているね。マジャパヒト王国時代にガンダムが存在した! なんて冗談も流れたけど、約8年前に同県在住のヤットマンさん(31)が自分の家の目印として作ったものだそうだよ。
クナパくん どうやって作ったんだろう?
記者 高さは2メートルほどでセメント製。頭部はヘルメットを加工して作られた。デザインは「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」の主人公が搭乗するガンダムエクシアをモデルにしたというよ。ヤットマンさんには大工の経験があり、妻や近隣住民に反対されながら趣味で作り上げたんだって。
クナパくん すごい熱意だね。
記者 ヤットマンさんは現在、中古住居の売買で生計を立てているというよ。余暇を使った新しいガンダム像の制作にも意欲を見せている。
クナパくん ガンダム好きってインドネシアにも多いのかな?
記者 そうだね。特にガンダムのプラモデル「ガンプラ」は、昨年世界大会の14歳以下の部でインドネシア代表の中学生、マーク・アレクサンダー・イルワントさん=東ジャワ州スラバヤ市在住=が優勝するなど、高い人気を誇っている。15年にもインドネシア代表が優勝していたよ。
クナパくん すごいね! 強豪だ! 石像は無理だけど、プラモデルならぼくにも作れるかな。
記者 ガンプラはショッピングモールなどで売っているよ。チャレンジしてみても楽しいかもね。 (大野航太郎)