インドネシアペア優勝 バド全英オープン
英国のバーミンガムで10日(現地時間)、世界バドミントン連盟(以下BWF)スーパーシリーズ・全英オープンの決勝が行われ、混合ダブルスで決勝に進んだ世界ランキング2位のインドネシアペア、トントウィ・アフマド(25)、リリヤナ・ナシール(27)組が同5位の中国ペア、ツァン・ナン(23)、ツァオ・ユンレイ(26)組に2―0でストレート勝ちし、昨年に続き2連覇を果たした。
同カードは今回で7回目で、これまで4勝2敗で中国ペアがリードしていた。昨年10月のデンマークオープンではアフマド・ナシール組が2―0でストレート勝ち。それに続き同カード2連勝となった。
アフマド・ナシール組は2010年9月の結成以来、九つの国際大会で優勝、三つの国際大会で準優勝を果たしている。ナシール選手はミックスダブルス界の女王と呼ばれ、10年9月、世界ランキング1位でありながらノバ・ウィディアント(35)とのペアを解消しアフマドとの新ペア結成で話題を呼んだ。
今大会では日本勢の活躍もめざましく、男子ダブルスでは早川賢一(26)遠藤大由(26)組がこの種目で初の決勝進出を果たすが惜しくも中国ペアに0―2で敗れ、準優勝に終わった。女子ダブルスでは末綱聡子(32)前田美順(27)組が準決勝で敗退した。