【第３回写真展】　日頃の感謝を写真に

（右から）エプソン・インドネシア社の平崎道也社長とエプソン賞を受賞した力さん、パナソニック・ゴーベル・インドネシア社の菅沼一郎社長とパナソニック賞を受賞した油井理恵子さん、黒田憲一ＪＪＭ実行委員長と実行委員長賞を受賞した梅谷由佳さん、大使賞を贈呈した山岸正裕駐ジャカルタ総領事ら

松本得尋さん　大使賞―「優しい笑顔」 松本得尋さん　初めてインドネシアに行った時、子どもから大人までカメラを向けるだけで微笑んでくれるインドネシアの人たちに元気をもらいました。以前に撮影した写真を持って、また会いに行きたいです。（２０１１年２月、ジョクジャカルタにて）

エプソン賞―「インドネシアは素晴らしい〜ライトハウスからのメッセージ〜」力さん　この写真はスマトラ島南東沖のブリトゥン島近海にあるレンクアス島。オランダ人が１８８２年に建てた「メルキュスアール（灯台）」の９階から撮影した。急な階段を上ると、白い窓からの景色が心を癒す。まるで、神様がインドネシアを見ている視点のようで、ライトハウスが「インドネシアは素晴らしい」と言っている。

パナソニック賞―「乳白色の微笑み」油井理恵子さん　インドネシアの市井の人々の高潔さに、たびたびハッとさせられます。グランド・モスクで何年も清掃の奉仕をしてきたアブドゥラーさん。その揺るぎ無い信仰に裏付けられ、心から満ち足りた濁りのない瞳に吸い寄せられました。（２０１０年12月23日、北スマトラ州メダンのグランド・モスクにて）

「昔の日本へタイムスリップ」松岡孝さん　日本ではありえない色の電車がゴトゴトとホームに入ってきて、人が乗り込むけれどドアは閉まらず…。昔の日本にはこういう風景があったのだろうか。お兄さんがピースでポーズしてくれました。（2011年２月、ジャカルタにて）

「行きつけは下町に」岩崎晃典さん　下町にある私が行きつけのワルン。コンビニエンスストアが増えても、ここで日用品を買うのが好き。店番の女性が見せる笑顔が素敵で、すっかり癒されます。（２０１１年７月17日、南ジャカルタのバンカ通りにて）

「心の友」中澤暢雄さん　今年２月に開校したばかりの寄付で建てられた小さな学校。毎週土曜朝、日本人学校の音楽の先生が授業をしています。この日は縦笛で「心の友」を練習しました。いつも彼らの学ぶことへの真摯な姿に励まされます。その一生懸命さと、好奇心に満ちた眼差しにTerima Kasih。（2011年２月、バンテン州タンゲラン県ビンタロの郊外にある学校にて）

「魚市におばちゃんの声」千代森あゆみさん　海辺にある魚市のおばちゃんの活気のある声に元気付けられました。魚が新鮮でおいしかった。ありがとう。（２０１１年４月、ジョクジャカルタにて）

「踊るインドネシア人介護士」小松邦康さん　徳島県の施設で働く介護士候補者は、阿波踊りを毎年日本人と一緒に踊ります。来年１月の国家試験に受からなければ仕事を続けることができません。試験勉強に励んでいる彼女らの合格を施設のみんなが祈っています。（2011年８月14日、徳島市にて）

「涼」池本円さん　休日、少し遠出すると新たなインドネシアの「顔」に出会う。飽きることのないインドネシアの魅力的な自然や文化、人たち。インドネシアでの日常のさりげない「ほっ」とする一コマに「ありがとう」。（2011年８月29日、中部ジャワ州プマランの山の中にあるスイカ屋にて）