芸能アワードを創設 ヤフーインドネシア ノア、JKT48など受賞
活躍する芸能人やアーティストをたたえ、エンターテイメント業界と、インターネット業界の活性化を図ろうと、ヤフー・インドネシアが、「ヤフーOMG!賞」を創設し、南ジャカルタのバライ・カルティニで24日、授賞式を開催した。
ヤフー・インドネシアの芸能ニュース「OMG!」で、11年9月から今年8月の間、ページビューが多かった映画、俳優、タレントなど20部門で100組を受賞候補としてノミネート。この中で、先月22日から今月21日にウェブ投票を実施し、大賞を決定した。総投票数は85万5386票だった。
インドネシアでは、芸能大賞の「パナソニック・ゴーベル・アワード」や国内最大の音楽賞「アヌグラ・ムシック・インドネシア」が両賞とも今年で15回目を数え権威があるが、近年はウェブやSNSを通じた投票が増加していた。
ヤフーOMG!賞では、69%の投票を集めたアクション映画「ザ・レイド」が映画大賞を受賞。国民的支持を集める「歌姫」のアグネス・モニカがスタイリッシュ大賞など4部門で受賞し、他を寄せ付けない人気の高さを改めて示した。ベスト・バンド賞は、10月に国内8都市をツアーで回るなど活躍を続ける「ノア」に贈られた。注目が高まっている人気子役アフィカが新人賞を受賞した。
アイドルグループJKT48が、ガールバンド「チェリーベル」などを抑え、ベスト・グループ賞を獲得。JKTは、昨年11月の結成以来、初めて賞を獲得した。
そのほか、ベスト・ウェディング賞、ベスト・カップル賞、ベスト・ファミリー賞などが設けられた。(田村慎也、写真も)