元気な姿を披露 JJS幼稚部で夏祭り おみこしパレード、縁日、和太鼓‥
ジャカルタ日本人学校(JJS)幼稚部(吉野恵理子園長)は23日、毎年恒例の行事となっている夏祭りを開催した。夏らしく涼しげで、色鮮やかな甚平(じんべい)や浴衣を身にまとった園児は、保護者らとともに楽しい一日を過ごした。おみこしパレードや和太鼓の演奏が披露されると、園児たちの元気な姿を目にした保護者たちの顔に笑みがこぼれた。
さわやかな天候となったこの日、園児たちは可愛らしい元気な声でおみこしパレードをスタート。自分たちで制作した「うちゅうおみこし」「らいおんのまちおみこし」「のりものおみこし」など、みこし6台を担いだ。随所にこだわりがあるみこしは、一人一人が自由に材料を組み合わせ、イメージを膨らませながら作った力作ばかりだ。
園内では、年少組が縁日ならではのポップコーン屋や綿菓子屋などを出店し、自ら店を切り盛り。ホールでは、ビンゴゲームやもぐらたたき、ピンボールなどの遊びを満喫した。毎年長蛇の列ができる人気のお化け屋敷では、入場者を驚かせようと、お化けに扮(ふん)した園児たちが一生懸命に役を演じた。
年長組は、威勢の良い声を響かせながらホールに駆け込み、保護者らが見守る中、はつらつとした姿で和太鼓演奏を披露。「やっさいやっさい」「虫歯土木組」「わっしょいらっしょい江戸の華」などの曲目を演奏すると、ホールは温かい拍手に包まれた。