JKT48、劇場デビュー 20日まで4日連続公演 ファン「素顔が見える」

 アイドルグループJKT48は十七日、南ジャカルタ・クニンガンのパサール・フェスティバルにある州立図書館「ニ・アグン・セラン」内に設置した仮設劇場で、劇場デビュー公演を行った。
 これまでJKT48は、多くのテレビ番組やイベントに出演してきたが、会場は屋外がほとんど。時には、炎天下で汗が止まらなかったり、降雨直後の出演でメンバーが転倒したりしたときもあった。今回初めて劇場で公演を開催し、十七日夜は約三百人のファンを沸かせた。
 曲目は、AKB48チームBの劇場公演「パジャマ・ドライブ」のセットリスト(公演の曲目)を採用している。デビューから舞台に立つまでの夢を追いかける姿勢や努力を歌った「初日」を皮切りに、「てもでもの涙」、「白いシャツ」など十六曲を熱唱。劇場デビューに向け、約一カ月半にわたった猛練習の成果を披露した。
 メンバーのステラ・コルネリアさんは「劇場はAKB48グループにとって家のようなもの。ファンに会える大切な場所です」と話し、グループの拠点にしていきたいと意気込みを語った。
 公演後は、メンバーが観客全員とハイタッチ。アントニーさん(二〇)は「彼女たちの本当の顔が見えた。期待以上、値段以上の公演だった」と語った。
 現在は仮設劇場で、本オープンは立地を含め計画中。
 JKT48は二十日まで四日連続の公演を行う。

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