ひまわり会 15周年 第24回総会開く 日本女性ら会員200人
インドネシア人男性と結婚した日本女性の集まり「ひまわり会」は十二日、南ジャカルタのスディルマン・セントラル・ビジネス地区(SCBD)のエナジー・ビル内にある「ザ・エナジー・カフェ」で、第二十四回総会を開いた。同会は五月で結成十五周年を迎え、会員約二百人がこれからもきずなを深めていく。
総会では、発起人の一人、秀江スタラクサナさんがあいさつ。十五周年を迎えたとして、一九九七年六月十四日、百四人が集まった第一回総会を振り返った後、「新しい世代の四人も入りました」と紹介し、「ひまわり会が一日も長く続きますように」と話した。
新会員四人が紹介された後、会員たちの子どもが参加する「日本語おもしろJr.会」が光GENJIの「勇気100%」、秋川雅史の「千の風になって」などを披露し、会員たちと合唱。
早苗アフィアルさんが進行役を務めたじゃんけん大会では、戦時中の南方特別留学生の夫を持つ八十一歳のアラム美代子さん、九歳の藤原紗季ちゃんがチャンピオンになった。紗季ちゃんは福袋をもらい、大喜び。母の圭子さんは「よくやった」と声をかけた。クイズやラッキードローなども行われ、会員たちは元気いっぱい楽しんだ。
ひまわり会は、六〇年代の賠償留学生制度で日本留学したインドネシア人男性と結婚した日本の女性たちを中心に九七年に設立。年会費は十万ルピアで、インドネシア人との結婚やインドネシアでの生活に関する課題や生活情報などを盛り込んだ会報を毎月発行。近年は年に一回の総会を実施しているほか、会員の子どもたちが日本の文化などを体験する企画として「日本語おもしろJr.会」を毎月開催している。
ひまわり会の問い合わせは、めぐみさん(携帯0811・199・605)かつらさん(携帯0812・801・4762)まで。