「夢が詰まっている」 特撮トークショー 金田治監督、レイノ氏
中央ジャカルタ区のグランドインドネシアで開催中の日本映画週間で11日、「仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦」の上映後に、来イした同作品の金田治監督と日イ合作の特撮ヒーロー「ビマ・サトリア・ガルーダ」の発案者レイノ・バラック氏によるトークショーが行われた。
金田監督は「特撮は何でもできるところが魅力。特撮のキャラクター作品には子どもたちを育てていく夢がいっぱい詰まっている」、レイノ氏は「ビマシリーズは、夢や希望を与えるもの。子どものころにあこがれたヒーローの精神は、大人になってからも残る」と魅力を伝えた。
毎年新しいヒーローが登場する日本の特撮。アイデアの源泉はどこにあるのかとの観客の質問に「その時代の社会現象だとか、事件だとか、音楽だとか新しいものが出てきたときに特撮で新しいものを考えていく。プロデューサーが毎年よく考えている。ビマはとっても参考になった」と金田監督は答えた。
日本の仮面ライダーとの今後のコラボレーションについて、レイノ氏は「以前から話は上がっているが、まだ私たちの準備が整っていないので待ってほしい」と述べ、ビマシリーズの第3期が撮影中だと明かした。(中島昭浩、写真も)