2011年後期大会決勝 ハラパンが接戦制す JJCソフト
トーナメント方式で行われていたジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)ソフトボール部の二〇一一年度後期大会の決勝戦が一日、西ジャワ州ボゴール県スントゥールのJJCスポーツ・コミュニティー・グラウンドで行われ、昨年度の後期大会で優勝したハラパンがJ’sプロに十一対八で勝ち、トーナメント方式では四連覇を達成した。
後期大会は一月下旬に開幕。予選リーグと決勝トーナメントで行われ、二十八の企業、クラブチームが参戦して、日曜日の午前に熱戦を繰り広げた。
同日、三位決定戦も行われ、準決勝でハラパンに敗れた伊藤忠がコルトに十一対〇で勝利した。
ハラパンは、エースの谷口和樹さんの安定したピッチングに支えられ予選で全勝。打撃陣が好調を続け、守備もどんどん締まっていき、決勝トーナメントも危なげなく勝ち進んでいった。準決勝では二〇一一年前期一部リーグ王者の伊藤忠を十二対一で下し、決勝に進出。決勝では準決勝でコルトを二十対六で圧倒したJ’sプロと対戦し、互いに譲らないシーソーゲームで試合が進んだが、八対八で迎えた五回裏にハラパンがヒットとフォアボールなどで三点を奪取し勝ち越した。
原裕樹監督は「チームワークがよかった。選手の出入りが激しかったが、徐々に守備が堅くなっていった。バッティングも調子がよく、好調を維持できた」と今大会での優勝の要因を挙げた。トーナメントで行われた大会で四連覇していることについては「絶対に負けないという気持ちがある」と分析。「次のリーグ戦もぜひ優勝したい」と話した。