【スナンスナン】料理もアートも楽しめる W杯の中継観戦も RUCI’s JOINT
南ジャカルタのセノパティ通りをさらに南に進んだスルヨ通りに「ルチス・ジョイント」がある。1階は、昼間はカジュアルなカフェ・レストラン、夜は近隣の住民が気軽に集まれるバーとして営業。2階はアートスペースとして定期的に展覧会などが開催されている。また、サッカー・ワールドカップ(W杯)期間中は営業時間を午前10時〜翌午前3時とし、毎日パブリックビューイングを行っている。
当初、ギャラリーとしてオープンし、その後レストランを併設、2017年12月にはリノベーションの後、再オープンした。約80席ある1階は光が差し込み、とても広々としている。イベント時には150人ほどを収容できるという。
丼ものからスパゲティー、ナチョスなどバラエティー豊かなメニューは値段もお手頃。カクテル(8万5千ルピア〜)やビンタンビール(3万8千ルピア)などのアルコール類やコーヒー、スムージーなどもある。
ピリ辛の焼き肉風のたれに絡めた牛肉と卵の黄身が白米にのった「スパイシー・キュアド・ヨーク・ビーフ・ボウル」(6万5千ルピア)は、牛肉にたれがしっかり染みこんで、ご飯が進む一品。
店員さんおすすめの「バクミー・アヤム・サンバル・マタ」(5万5千ルピア)は平麺にオリーブオイル、鶏肉そぼろ、生の赤タマネギなどを使ったバリのサンバル「サンバル・マタ」をあえており、バリ風ペペロンチーノといった感じだ。
食後にはデザートもいいけど、今回はバニラアイスの上にエスプレッソをかけたアフォガード(3万5千ルピア)をチョイス。濃厚なコーヒーもアイスクリームでまろやかな味わいになり、子どもから大人まで楽しめそうだ。
2階の「ルチ・アートスペース」は450平方メートルあり、映画鑑賞会や絵画などの企画展示会を随時開催。国内の現代美術を市民が気軽に楽しめるようになっている。(坂田優菜、写真も)
◇RUCI's JOINT
住所 Jl. Suryo No. 49, Jakarta Selatan
☎ 021.7279.9769
営業 日〜木曜 午前8時〜午後10時
金、土曜 午前8時〜翌午前1時
(W杯期間中は午前10時〜翌午前3時)
ウェブ www.rucisjoint.com
インスタグラム @rucisjoint