豪邸テーマにリニューアル グランドカフェ インドネシア色を強調
中央ジャカルタのプラザ・インドネシアモールと隣接するグランド・ハイアット・ジャカルタホテルのロビーにあるレストラン「グランドカフェ」が5月、リニューアルし、再オープンした。何がどう変わったのか気になるので、訪ねてみた。
レストランはバイキング料理の店として、ホテルと同様1991年にオープンした。高級ホテルならではのエレガントで現代的なインテリアに囲まれ、インドネシア料理や和食、イタリア料理などを楽しむことができた。
同ホテル・マーケティング・コミュニケーション部のアニサさんによると、新しいコンセプトは同じバイキングでありながら、インドネシア色を強く打ち出すこと。「お客さまがインドネシア人の豪邸を訪れるような感覚を楽しんでもらえれば」と話した。
店内はテーブルが並ぶ細長いベランダをはじめ、真ん中に大きなテーブルを置いたパーラー(居間)、開放感のあるダイニング、ソファでくつろげるラウンジ、高級感のあるギャラリー、隠れ家的な書斎、タムリン通りが見えるバルコニーなど8エリアに仕切られ、各エリアには全国各地のバティック(ろうけつ染め)などが飾られている。
バイキングメニューはほとんどインドネシア料理。キッチンエリアにサラダ、スープ、炒め物、グリル、蒸し料理とデザート、全部で6コーナーが並ぶ。
サラダとスープコーナーには、定番のガドガドや漬物、オックステールスープ。炒め物コーナーでは、リニューアル前から人気のナシゴレンが今も店舗のイチオシ。グリルコーナーでは、客の前で焼くロブスターやサテ(焼き鳥)に人が集まる。ほか、麺料理など30種類以上がある。
バイキングはランチ(正午〜午後2時半、1人35万ルピア〜)とディナー(午後6時〜同10時、1人38万〜)のみだが、特別な朝食のインターナショナルビュッフェ(午前6時〜同10時半)もある。現在、ラマダン(断食月)期間のディナーは1人42万ルピアから。バイキングはいずれもアイスティーが付く。(アリョ・テジョ、写真も)
Grand Cafe
住所 Grand Hyatt Jakarta Hotel Lobby, Jl. M.H. Thamrin Kav 28-30, Jakarta Pusat
☎ 021・2992・1430
インスタグラム @grandhyattjakarta
ウェブ www.jakarta.grand.hyatt.com/en/hotel/dining/grand-cafe
営業 午前6時〜翌午前1時