白、藤田らが好位置 日本選手13人予選通過 インドネシアOP2日目
今年から日本ゴルフツアー機構(JGTO)が共催に加わったワンアジアツアー「エンジョイ・ジャカルタ・インドネシア・オープン」(共催・インドネシアゴルフ協会、ワン・アジアツアー)が二十二日、西ジャワ州ボゴール県タポスのエメラルダGCで開幕した。第二日の二十三日は、初日に続きデイビッド・スメイルが七アンダー(豪州)で首位、六アンダーのニック・キューレン(豪州)が二位と豪州勢が上位を占めた。
日本勢は五アンダー三位タイに白佳和、三アンダー七位タイに藤田寛之、冨山聡らがつけた。さらに二アンダー十一位タイに富田雅哉、一アンダー十五位タイに小山内護、山下和宏、中西直人が続く。
日本勢でトップの白は、後半最初の一番ホール(パー五)で九打と叩いたが、その後四バーディで盛り返した。「遠く離れた息子のことを思いだし、気持ちを切り替えることができた」と語った。
藤田も一時首位に躍り出る好調。「前半はショット、パットともに良かった。アンダーパーで、最終日に向けて良い位置につけたい」と力を込めた。
冨山は前半二オーバーターンから巻き返した。「アプローチ、パットが良かった。難しいコースなので手堅いゴルフを心がけたい」と話した。
難コースのエメラルダGC。選手はコントロールの利かないラフや、堅いグリーンに悩まされた。特に初日からの強い風に苦戦した。二日目も朝から風が吹いたが、比較的弱まった午後からスタートした選手がスコアを伸ばしやすい環境になった。五オーバー以上の六十七選手が予選通過。うち日本人選手は十三人残った。
片山晋呉は第一ラウンド後リタイアした。
第三日の二十四日の組み合わせはワンアジアのウェブサイト(http://www.oneasia.asia/)で。ティーオフ予定時間は当日変更されることがある。