【スナンスナン】母子に優しいベーカリーカフェ ブロートエンボータ 遊び場から保育室まで
レストランやカフェが並び、グルメの中心地と呼ばれるほど有名な南ジャカルタ・クマン地区にベーカリーカフェ「ブロートエンボータ」がある。子ども連れの母親のオアシス的なカフェと話題になっている。
「ブロートエンボータ」はオランダ語で「パンとバター」の意味。店はオランダ統治時代からある伝統的なパンを主に使う。インドネシアの具材入りパンを提供するベーカリーとして、2017年7月にオープンした。店にはナチュラルへのこだわりがあり、保存料などは使っていない。
店長のペニ・サプトラさんによると、当初はベーカリーだけだったが、ある客から「ここで食べるメニューは?」と聞かれた。それをきっかけに飲み物や食事メニューを作り、ベーカリーカフェになったという。
クマンといえば狭い道路と渋滞。この店も例外ではなく、訪れるのは少し苦労があるかもしれないが、道沿いに広い専用駐車場があり、駐車に関しては安心できる。しかし、店の魅力は店内にある。白い壁、自然光がたっぷり入る窓、木製家具と床など、全体に清潔感のあるアットホームな雰囲気があふれる。決め手は間違いなく、子どもの遊び場と保育室があること。
ベーカリーのコーナーは店の中心にある。パンは15種類以上あり、大人気のモカヌガーケーキやドーナツ、食パンのほか、チョコレートやクリームチーズ、肉団子の具入りのパンも多い。パンはいずれも一つ8千〜2万9千ルピア。
食事は基本的にインドネシア料理。イチオシの中部ジャワ発のナシ・リウェット(5万9千ルピア)のほか、定番のナシゴレンやミーゴレンもある。
また、午前10時半までの朝食メニューがある。トースト(4万2千〜5万9千ルピア)や卵サンド(3万9千ルピア)は人気だが、おすすめはバンがピンク色のピンクバーガー(6万9千ルピア)。ママ友会を開くなら、自信を持っておすすめできる。(アリョ・テジョ、写真も)
Brood-en-Boter Bakery & Eatery
住所 Jl. Bangka Raya No. 25, Mampang Prapatan Jakarta Selatan
☎ 021・2271・6167
インスタグラム @broodenboterjkt
営業 午前8時〜午後10時