【スナンスナン】 新感覚のすしバーガー ブルグシ さくさく感楽しんで
南ジャカルタ区クバヨランバルのパンリマ・ポリム通りに2月、すしバーガー店「ブルグシ」がオープンした。新感覚の味が楽しめると聞き、訪れてみた。
店の名前は、バーガー(BURGER)とすし(SUSHI)を合わせたブルグシ(BURGUSHI)。「ぼくはバーガーが好きだけど、彼女はすしが好きなんだ」という店のキャッチコピーの通り、バーガー好きもすし好きも気軽に楽しめるフュージョンフードがコンセプトだ。
土曜の昼前、店内に入るとすでに行列。全23席が満席だった。メニューはフード12品、ドリンク5品の全17品。うち、すしバーガーは2品で、サーモンめんたい(4万5千ルピア)が1番人気、次いでビーフダブル(4万5千ルピア)。今後、すしバーガーの種類を増やすという。すしバーガー2品と3番人気のトリュフ牛丼(4万5千ルピア)、ドリンクに抹茶ラテ(1万5千ルピア)を注文した。
目を見張ったのは、さくさくとした衣に包まれたご飯だった。ライスかつと呼ぶらしい。ライスかつが具を挟み、その上からのりが巻かれている。
サーモンめんたいを一口。サーモンときゅうり、めんたいソースとライスかつの組み合わせは、すしというよりまさに新感覚フードを思わせる。めんたいソースが全ての味との相性をうまく締めていた。
ビーフダブルは名前の通り、2枚のビーフの間にチーズが挟まっており、まさにハンバーガーだ。ライスかつとの相性もよく、胃袋にガツンときた。がっつり食べたい人にはビーフダブルを勧める。
店のオーナー、ウィルソン・トジャンドラさんは「すしバーガーの店はジャカルタに多くない。ライスかつはうちだけ。さくさくとした触感が好きなインドネシア人のために考えた。『すしバーガー』という食べ物がこれからもっと人気になっていけば」と話した。(上村夏美、写真も)
Burgushi
住所 Jl. Panglima Polim V No. 38D, Panglima Polim, Kebayoran Baru, Jakarta Selatan
電話 0812・8744・8421
インスタグラム @burgushi.id