日本人3人が初参加 ファッションウイーク閉幕

 国内最大級のファッションショー「ジャカルタ・ファッション・ウイーク」(主催・女性誌フェミナ・グループ)が27日、1週間の日程を終え閉幕した。最終日の27日には、日本ファッション・ウィーク推進機構とのコラボレーションで、「アマゾン・ファッション・ウイーク東京」が開かれ、初参加の日本人デザイナー3人が作品を披露した。

 「ウジョー(Ujoh)」を手掛ける西崎暢さん(39)は2016年、ジョルジオ・アルマーニの若手デザイナー支援プログラムに選出され、ミラノ・ファッション・ウイークでショーを披露した経験を持つ。「インドネシアでは初のファッションショー。ショーを楽しみに来ている会場の人々の活気が良いと思った」と感想を述べた。
  「ロギーケイ(ROGGYKEI)」のデザイナー興梠仁さん・景子さんは16年、東京ファッション・アワードを受賞した。「まずはこのファッションショーで感覚をつかみたい」と意気込んだ。
 日本ファッション・ウィーク推進機構は13年以降、若手デザイナー約10人をインドネシアに派遣してきた。3月に日本で開催されるファッション・ウイークにはインドネシア人デザイナーが来日し、日本の若手デザイナーとコラボレーションする予定。
 ことしのジャカルタ・ファッション・ウイークのテーマは「多様性と創作」。中央ジャカルタ・スナヤンシティーの特設会場と8階ホールで、インドネシアや日本、オーストラリア、韓国、スウェーデンなど計9カ国の若手デザイナーら175人・組が計70のファッションショーや展示会125ブースを開催、約3万5千人を動員した。(上村夏美、写真も)

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