【スナンスナン】 創作ジャパニーズフレンチ きょうオープン ワヒッド・ハシム通り
近年、ビジネスホテルなどが続々と建てられ、外国人観光客も多く訪れる中央ジャカルタのワヒッド・ハシム通りに29日、創作ジャパニーズフレンチを提供するレストラン「パードン・マイ・フレンチ」がオープンする。日本食歴20年のシェフの素材を生かしたこだわりの料理を味わえる。
サリナデパートから西へ徒歩2、3分ほどの新築ビル1階にある広い店内には、屋内外の喫煙席、室内の禁煙席の計125席がある。壁で分煙されていおり、子ども連れやたばこが苦手な人でもゆっくりと食事ができる。カウンター席からソファ席まであり、1人でも大勢でも楽しめる。
朝は8時からオープンし、パンケーキやトーストなどの朝食、ブランチメニューも充実。出勤・外出前に立ち寄るのもよさそうだ。
オーナーの1人、アンソニー・トゥジプトさんは、自身が好きな東京やパリのカフェのような店を作りたかったと話す。食材にもこだわり、「ローカルなインドネシア料理には多く使われる化学調味料や缶詰などは、この店では使わない」と強調する。
店名には、下品な言葉を使った時などに使う「失礼」という意味の英語「Pardon My French」と「純粋なフランス料理じゃなくて失礼!」という二つの意味があり、遊び心を込めた。
料理長のスヤエプルラフマンさんはジャカルタのホテルなどの日本食料理店で20年ほど勤めてきた経験の持ち主。
おすすめのチャーハンを添えたサイコロステーキ(17万9千ルピア)は、ゴマペーストとニンニク、ピーナツベースの濃厚なソースと一緒に柔らかいステーキを味わえる。デザートではクレームブリュレを凍らせた、グリーンティー・セミフレード(4万9千ルピア)がイチ押し。しゃきしゃきとした食感が特徴で、濃厚な抹茶の風味が口に広がる。
午後6時からはワインバーとしても楽しめるという同店。オープン後もメニューなどを随時改良していく予定だという。(坂田優菜、写真も)
◇Pardon My French
住所 Jl. KH. Wahid Hasyim No. 154-156, Tanah Abang, Central Jakarta
☎ 0812.1312.2323
営業 月〜木曜 午前8時〜午後11時
金〜日曜 午前8時〜翌午前1時