【スナンスナン】長時間薫製の極上肉を ステーキハウス「エル・マチョッテ」 中央ジャカルタ・メンテン
飲食店やホテルが連なる中央ジャカルタ・メンテン・ゴンダンディアエリアのワヒッド・ハシム通りにテキサススタイルの薫製バーベキューや南米の肉料理アサードを楽しむことができるステーキハウス「エル・マチョッテ」が7月末、グランドオープンした。マチョッテはスペイン語でタフ、タフガイという意味。ボリューム満点、長時間かけて薫製された肉が売りだ。
タコスなどをテイクアウトできる同店の軽食ハウスが1階にあり、そこを奥に進むと2階へ上がる階段が見えてくる。
600平方メートルの2階フロアに140席ある店内は、一つ一つのテーブル間が広く設けられており、互いの会話が気にならない。肉は店内奥にある巨大なバーベキューグリルで長時間かけて薫製することで、ほろほろでジューシーに仕上がる。スタッフは5月のソフトオープンから研修を重ね、最高の状態で肉を提供できるよう焼き加減などトレーニングを重ねてきたという。
おすすめは、6時間かけて薫製されたポークリブ(フル35万ルピア、ハーフ25万ルピア)と骨付きビーフリブ(オーストラリア産3本35万ルピア、米国産3本85万ルピア)だ。米国でよく食べられるビーフブリスケット(牛の肩バラ肉、150グラム11万ルピア〜)は固い部位のため14〜15時間かけて薫製してあり、ほろほろ。チキンウィングス(6ピース4万5千ルピア〜)は3時間薫製する。
アサードは家族や友人と大人数で食べるのが基本といい、肉をセレクトすれば、炭付きプレートがテーブルに届く。メニューはほかに、サンドイッチやハンバーガー、サラダ、デザート、パスタなどが約80種。ドリンクはノンアルコール60種、アルコールは80種ほど。店内は喫煙もできる。
オーナーの1人で米国人のデビッド・エイドリアンさん(38)は家族や友達とゆったり楽しめる空間を作りたかったという。「広々とした店内で時間を忘れて最高の肉とお酒を楽しんでもらえれば」と話す。今後軽食ハウスは24時間営業にし、テレビでスポーツ観戦もできるようにする。(上村夏美、写真も)
El Machote
住所 2nd Floor, Jl. KH Wahid Hasyim No. 59, Menteng, RT. 1/RW. 4, Gondangdia, Jakarta Pusat
☎ 021・345・1395
営業 午前11時〜午後11時
定休 月曜