【じゃらんじゃらん】 カーテンを開くと そこは「アフリカ」 バリ島ギアニャール 「マラリバー・サファリロッジ」

 「動物に囲まれてくつろぎたい」。バリ州ギアニャール県のバリ・サファリ&マリーンパーク内の宿泊施設「マラリバー・サファリロッジ」は、そんな望みを叶えてくれる。アフリカのサバンナをテーマにした本格派ロッジでは、客室のカーテンを開けると動物の世界が広がる。動物と触れ合えるイベントも毎日あり、サバンナライフを満喫できる東南アジア唯一のロッジとして人気を集めている。
 サロンを巻いたヒンドゥー石像や寺院が並ぶバリの町並みから一変、アドベンチャーハットやサファリジャケットなど冒険家の出で立ちをしたスタッフがにっこりと出迎える。ロッジのフロントには、動物の毛皮やジャンベなどの伝統楽器が吊るされ、アフリカ・サバンナの雰囲気を演出している。
 客室のロッジに入ると、天蓋付きのベッドが目に入る。カーテンを開くと、そこはもう「アフリカ」。シマウマ、ライオンがくつろいでいる姿が広がり、ゾウが水浴びに興じている。ゾウの背中に乗った人々が手を振っている。
 インテリアもゾウやキリンの絵柄と動物ずくめ。室内には動物にあげるためのニンジンなどが入ったバスケットもある。客室ロッジからフロントへ向かう途中に、ラクダに乗った来園者や散歩中のシカに出くわすこともあるという。
 「シファア・スパ」「キボコ・プール&バー」からも、動物たちを眺めながらサービスを受けられる。レストラン「サヴォ・ライオンレストラン」では、ガラス越しにライオンが食事している様子を眺めながら、バリの一流ホテルを渡り歩いたシェフの逸品を堪能できる。
 運営は西ジャワ州ボゴール、東ジャワ州プリゲンの「タマン・サファリ」のタマン・サファリグループ。40へクタールの広大な園内には60種以上の動物が飼育されている。スマトラゾウによるショーや動物の餌付け体験など、家族連れや団体客が楽しめるアトラクションを用意している。
■Mara River Safari Lodge(Bali Safari & Marine Park内) 住所:Jl. Bypass Prof. Ida Bagus Mantra, Km19.8, Gianyar
 電話:0361・7475・0000

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