健康志向のスムージーボウル メンテン 手ごろで楽しく
中央ジャカルタ・メンテンの住宅街にあるカフェスペース「ショップハウス」の1階に健康志向のスムージー専門店「ベリーウェル」がある。女性客はもちろん、カップルや親子連れまで、幅広い客層から高い評判を呼んでいる。気になるので、訪ねてみた。
店は昨年12月に3号店としてオープンした。1号店は同年4月、南ジャカルタのSCBDにあるフェアグラウンドビルの地下にでき、その4カ月後にはプラザスナヤンの地下に2号店と、次々オープンした。健康志向のスムージーを安く楽しく味わえる、をコンセプトにしている。
ジャカルタでは、2〜3年前から健康への意識が強まってきていて、スポーツジムやヘルシー料理のレストランやカフェが次々オープンしている。同店マーケティング部のチディ・ダルモディハルジョさん(33)は「海外で流行している健康な生活とスムージーボウルの良さをインドネシアでもっと広めたい」と話した。
同店では、日本でも人気のアサイーベリーを使ったアサイーボウルがイチオシで、「デトックスの効果もあるから、ジム通いの若者や女性だけではなく、子どもにも好評」とチディさんは話す。
アサイーのほか、栄養とビタミンがたっぷり入った「グリーンエネルギー」ボウルもおすすめ。ほうれん草、バナナ、パイナップルとマルチグレーンミルクをブレンダーでスムージー状態になるまで混ぜ、その上にキウィとチアシード、自家製グラノーラ、カカオなどを乗せると完成。
ボウルメニューにはアサイーと野菜、フルーツベースがあり、いずれもスモール(4万〜4万5千ルピア)とレギュラー(5万5千〜6万ルピア)のサイズから選べる。
そのほか、飲料のスムージー(4万ルピア)、コールドプレスジュース(3万5千〜5万5千ルピア)、ラップ(3万〜4万ルピア)など、全部で15種類以上のメニューがある。また、各メニューともカロリーが表示され、摂取量が気になる人には参考になる。
チディさんによると、他の同種の店よりボウルの値段は手頃といい、「(ヘルシーなものは)高いというイメージを壊したいから」と説明する。店の隣には2月に紹介したパティスリー「NAMELAKA」もある。(アリョ・テジョ、写真も)
◇Berrywell
住所 ShopHaus Menteng Unit 1.4, Jl. Teuku Cik Ditiro No.36, Menteng Jakarta Pusat
☎ 0821・6120・0088
ウェブ www.berrywell.co.id
営業 午前7時〜午後9時(日〜木曜)、午前8時〜午後10時(金・土曜)