インテリア 見て試して リッツ・カールトンで「CASA」
南ジャカルタのリッツ・カールトン・ホテル・パシフィック・プレイスのボールルームで4日まで、家具などの室内装飾品(インテリア)を見て、試して、買って楽しめる展示即売会「CASA インドネシア2017」が開かれている。建築デザインやアートなどとも組み合わせて開催。来場者の創造性や想像力をかきたてると共に、インドネシア国内のデザイン産業の発展につなげる。
ことしで8回目で、国内外から60を超えるブースが出店。主催者はインテリアを中心に紹介する雑誌を出版している「CASAインドネシア」。インテリアのほかにアートやデザイン、建築の要素を複合的に取り扱う展示会としては国内で最大規模だという。
会場には若いインドネシア人デザイナーの作品も展示。CASAインドネシアのミランティ編集長は「国内外のデザイナーに対して、いつもドアを開いている。互いに協力することで、インドネシアのデザイン産業を成長させたい」と話した。
各ブースでは、ソファーやテーブルなどの家具、お皿やコップなどの食器類、インテリア雑貨、かばんやポーチ、時計、インドネシアならではのデザインの小物までさまざま。国内から海外の商品まで幅広く、ユニークな商品も多い。
西ジャワ州バンドンから出店した時計店「ラカヌア」のレツ・イルワンシャ・スティアワンさん。コンクリートを使用した手作りの腕時計などをバンドン出身のデザイナーらと共に出店した。レツさんは「一度にさまざまなデザインを見ることができて、知り合いも増えるし刺激になる。雑貨や家具好きはすごく楽しめる」と話した。
開館時間は午前10時〜午後10時。入場は無料。(毛利春香、写真も)