懇親会に30人参加 デモ懸念も和やかに 一橋大「如水会」
一橋大学校友会の如水会ジャカルタ支部は先月28日、支部長の本岡卓爾さん宅で懇親会を開催、約30人が集まった。
堅調な発展を続けるインドネシア経済に、冷や水を浴びせる格好となった工業団地エリアの最低賃金を巡る組織的労働争議のため、土曜日にもかかわらず職場に赴き、遅刻参加の会員もいたが、ジャカルタ市内は平穏で、予定通りの開催となった。
「大学同窓会活動がブームのジャカルタで如水会の結束をさらに強めましょう」と本岡支部長があいさつし、最年長会員の永吉賢吾さんの乾杯の音頭で会はスタート。帰任予定の藤川修治さん、香取鉄也さん、水原秀元さん、池部徹さんのインドネシアへの愛情こもったスピーチが続き、会に初参加の新任者、今まで参加を怠っていた隠れ会員の自己紹介が行われた。
今回の高速道路閉鎖にまで発展した労働問題を危惧する声も上がったが、終始なごやかな雰囲気で会は進行。
週末、同窓メンバーに囲まれてリラックスした駐インドネシア日本大使の鹿取克章さんから、インドネシアから見た各国の位置づけの話や「シャイにならず、積極的に!」とのアドバイスをもらい、最後は校歌「武蔵野深き」を唱歌した。
新年会会場からスカルノハッタ空港へ直行、そのまま日本への帰任の途に就く藤川氏を残ったメンバーが玄関で見送り、会は終了した。
如水会ジャカルタ支部は2月26日に同志社大同窓会との対抗戦、3月11日には定期ゴルフコンペを予定。
問い合わせは、同志社大との対抗戦は新井さん(携帯0811・140・274)、定期コンペは木村さん(携帯0811・950・1991)、新規赴任、未登録会員の連絡は曽我さん(メール soga@indosat.net.id、携帯0816・187・7750)まで。