【スナンスナン】サラダに長蛇の列 スナヤンシティー 「サラダストップ!」1号店
中央ジャカルタ・スナヤンシティーの地下にサラダ専門店「サラダストップ!」がオープンして3カ月が過ぎた。平日の昼時に訪れると、客らが長蛇の列をつくっていた。
列に並んでいた1人、ヨフィー・アンディニさん(31)は会社の休憩時間を利用し訪れた。「正直ベジタリアンではない」と語るが、「野菜が新鮮な感じ。自分で野菜を選べてサラダを作ることもできて、何か新しい」と今では頻繁に足を運ぶ。
メニューは基本的にサラダボウルのほか、ラップで包んだラップサラダ、穀物などを使ったグレーンボウルの3種類の中から好きな食べ方を選ぶ。それ以外にレタスやトマトなど60種類以上の具と約20種類のドレッシングで好みのサラダを作ることができるのが特徴だ。
ジャカルタ地域限定サラダもある。テンペのトッピングも用意しているほか、野菜をピーナッツであえた「ガドガド」をモチーフにしたサラダ「サンシャイン・ジャカルタ」もある。売れ行きはまずまずのよう。
レジ担当のティアラ・ヌル・アニシャさんは「今の一番人気はシーザーサラダのヘイルシーザー。サーモンを使ったサラダも人気です」と最近のトレンドを話す。3〜5カ月をペースに売れ行きをみて新メニューを投入していくという。
サラダストップは2009年にシンガポールで設立。シンガポール在住のスイス人が医療の専門家や栄養士らとともに「食べて、しっかり目覚めよう」をコンセプトに始め、現在は日本やフィリピンなどに展開している。
インドネシアへの進出時期は日本とほぼ同じ時期だった。日本では昨年11月、東京・表参道に1号店をオープン後、六本木の2号店もオープンした。
インドネシアでも1号店のスナヤンシティー後、近日プラザインドネシアに2号店を開く。年内に南ジャカルタを中心に5店舗まで拡張する計画だ。
1号店の責任者、アドリエン・デスバイレットさんは、インドネシアで健康志向が高まっているとして「インドネシアに進出するまさにベストなタイミング」と話している。(佐藤拓也、写真も)
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