【モーターショー特集】 100万台市場に王手 第20回インドネシア 国際モーターショー
30日(日)まで11日間の会期で、国内最大の自動車の祭典となるインドネシア国際モーターショー(IIMS)が始まった。インドネシアの自動車業界は、6月に施行となった頭金規制の販売への影響が懸念される反面、この数年、政府が練り上げてきた低燃費・低価格車への優遇税制「低価格グリーン・カー(LCGC)プログラム」の内容もほぼ最終段階となった。好調な経済を背景に中間層が急拡大するインドネシアで、100万円を切る価格帯の新たなボリュームゾーンが創出される見込みで、各社がこれまでにない勢いで事業拡大を図っている。国内販売台数は昨年の89万5千台を超えることは確実視されており、100万台の大台に乗るかどうかが注目される中、各社トップの業界動向見通しや戦略を1面で、2、4、5、6、8面で各社ブースや国内自動車市場に関連した新たな動きなどを紹介する。(モーターショー取材班−上野太郎、岡坂泰寛、上松亮介、田村慎也、道下健弘、レイモンド、メディ、アダム、リザル、ノファ、ラフィナ)
◇第20回インドネシア国際モーターショー(IIMS)
中央ジャカルタ・クマヨランのジャカルタ国際展示場(JIExpo)で30日(日)まで。開場時間は月―木曜が午前11時―午後9時で入場料2万ルピア。金曜―日曜が午前10時―午後9時で、入場料3万ルピア。イベントなどの詳細はウェブサイト(www.indonesianmotorshow.com/2012)で