一生の思い出に JJS第47回体育祭 優勝は白組
ジャカルタ日本人学校(JJS、齋藤稔校長)は24日、第47回体育祭を開催した。「ウィー・キャン・ドゥ・イット〜限界突破のその先へ〜」というスローガン通り、全員が気持ちのいい汗を流した。
齋藤校長は「たくさん練習を積み重ねてきょうまで頑張ってきました。思い切り力を出して悔いのない一日にしましょう」とあいさつした。
小・中学校部の児童・生徒約1200人が赤、青、黄、緑、白の5組に分かれ、「頑張れ!」「あきらめるな!」と声援が飛び交う中、リレーや玉転がし、玉入れ、馬跳びなどで積み上げた得点を競った。息の合ったダンスや組み体操は練習を重ねたたまもの。来賓や保護者らを沸かせた。
閉会式で各賞が発表され、看板大賞に緑組、応援大賞には青組が輝いた。徒競走やリレーの点数を競う韋駄天大賞と総合優勝には白組が輝いた。総合順位は2位赤組、3位青組、4位黄組、5位緑組だった。
小学部6年で赤組応援リーダーの入部妃菜さんは「仲間を信じ、協力することの大切さを改めて実感した。今後の学校生活でもこの経験を生かしていきたい」と話した。
中学部3年で青組応援団長の深田礼さんはJJS最後の体育祭を振り返り「一生の思い出になる行事になった。来年の主役となる今の2年生にことしを超えるような体育祭を作ることを期待したい」と話した。
例年は6月に開催するが、ことしはラマダン(断食月)と重なることを配慮し、9月開催となった。(平野慧、写真も)