【スナンスナン】1日中楽しめるブランチ メンテンに開店 メープル&オーク
中央ジャカルタ・メンテンにブランチが楽しめるカフェ「メープル&オーク」がオープンした。イチオシは自家製のメープルバターで食べるトースト。インスタグラムへ投稿された料理の写真が評判を呼び、のんびり朝食を取ろうという人たちで、休日には行列ができる人気ぶりだ。
コンセプトは「1日中ブランチが食べられる」。店名の由来にもなった看板メニュー「メープルバターブリオッシュ」(7万8千ルピア)はやわらかい厚切りトーストにオリジナルのメープルトリュフバターと、メープルソースをかけていただく。スクランブルエッグやベーコン、野菜が乗ったワンプレートメニューで朝食にぴったりだ。
パンのメニューが豊富だが、ヘルシーな朝食がお好みなら「ピタヤボウル」(6万3千ルピア)もおすすめ。スムージー状のピタヤ(ドラゴンフルーツ)にバナナやいちご、グラノーラが乗ったさわやかな一品。蜂の巣が添えられており、スプーンで少しずつかき混ぜてから食べると、自然な甘さが口に広がる。
「ジャカルタにはブランチの店が少なかった。ここではいつでも『朝食』が食べられるんです」と話すのはオーナーの一人、マーシャ・タンタリーさん(24)。4年間留学していたオーストラリア・シドニーには朝食用のレストランやカフェが多く、ジャカルタにも「ブランチスポット」を作ろうと思い立った。
マーシャさんは以前、ジャカルタ各地のショッピングモールなどで開かれるバザーによく出店していた。そこで出会ったのがシナモンロールを売るウィルソン・チョンさん(24)らバザーの常連出店者。個々に飲食ブースなどを出店していた6人が集まり、「皆で店をやらないか」と開店にこぎつけた。
インスタグラムに料理の写真を投稿すると、話題があっという間に広がり、土日は午前8時の開店前から行列になる盛況ぶり。6月22日のソフトオープン以来これまでに地元雑誌やテレビなど10社以上から取材を受けた。今月下旬のグランドオープンに向け、新メニューも考案中だ。
「ガーデンをイメージした」という、緑が多く落ち着いた空間のカフェ。開放的なテラス席で家族や友人とおしゃべりしたり、カウンター席で一人カフェタイムを楽しんだり。時には、特別な朝食を楽しんでみてはいかが。 (木村綾、写真も)
◇ MAPLE & OAK
住所 Jl. HOS Cokroaminoto No. 91
Menteng, Jakarta Pusat
☎ 021.3906.757
営業 午前8時〜午後9時