ポップカルチャーの祭典 初のインドネシア・コミックコン
ポップカルチャーの祭典「インドネシア・コミックコン(ICC)2015」が14日、中央ジャカルタのジャカルタ・コンベンションセンター(JCC)で開幕する。15日まで国内外のクリエイターとファンが交流する、初のアニメ・マンガ関連イベントとしてにぎわいそうだ。
地元をはじめ、日本、米国、イタリア、シンガポール、マレーシアから160の企業・団体が出展し、各ブースでは約80の限定商品や新商品が販売される。
戦隊ヒーローの元祖「宇宙刑事ギャバン」に主演した大葉健二さんが特別ゲストとして出演するほか、各界の有名人が登場する。アメリカンコミック「デアデビル」で作画などを担当したデビッド・マックさん、バッグブランド「レスポートサック」とのコラボレーションが話題のブランド「tokidoki」創設者シモーネ・レーニョさんらがトークショーなどを実施。ファンとの距離が近いことがICCの強み。ハローキティや有名コスプレイヤーとの写真撮影会もある。
■コスプレ選手権も
同時開催されるコスプレ選手権「チャンピオンシップ・オブ・コスプレ」の優勝者は、来年3月に米シカゴで行われる「シカゴ・コミック&エンターテインメント・エキスポ・クラウン・チャンピオンシップ・オブ・コスプレ」の出場権を得る。同イベントでは、コスプレ世界一が決まる。
チケットは1枚9万ルピア。イベント会場かICCのウェブサイト(www.indonesiacomiccon.com)で購入できる。
「コミックコン」は企画会社リード・エグジビジョンが展開するイベントで、同社とイ旅行最大手パノラマグループがICCを主催する。(中島昭浩)