【スナンスナン】日本発ナチュラルコスメ スリー1号店がオープン グランド・インドネシア
肌に優しい成分を使った日本のオーガニックコスメ「スリー」のインドネシア1号店が、グランド・インドネシア内のモール「セントラル」にオープンした。ナチュラル指向が高まるインドネシアで、スリーが先駆けて日本ブランドを発信する。
スリーは、ポーラ・オルビスグループのACRO(本社・東京都品川区)が国内外に展開しているナチュラル化粧品ブランド。「自然体を生きることが美しい」をテーマに、2009年に発表した。
オーガニック機関から認定を受けている精油や植物油とスリー独自の日本産原料を配合して化粧品を作っている。トータルスキンケアや流行の先端をいくメークが日本のコスメ業界で注目を浴びている。
スリーの製品は、スキンケアで88%、ベースメークで80%以上の高い天然由来率を誇る自然派コスメ。同店で一押しの「バランシング クレンジング オイル」も天然成分で作られ、過剰な皮脂や汚れも取り除く。クレンジングだけでなく、保湿もできるので、使用後の肌もしっとりとする。
また、ベース・メーキャップの下地「アルティメイトプロテクティブプリスティーン プライマー」も、動物性由来の原料や鉱物油を使わないナチュラルコスメ。みずみずしいつけ心地で潤いも十分。少量塗っただけでツヤ感が生まれる。
スリーのインドネシア店は2013年のタイ、14年の台湾に次いで3カ所目。タイでは9店舗、台湾で5店舗進出するなど、海外でも高い評価を得ている。タイで大型ショッピングモールなどを運営するCMGグループの進出に伴って、インドネシア1号店の開店も決まった。
インドネシアでは、女性を中心に天然成分由来の食品や化粧品など需要が高まっている。一方でオーガニック化粧品の取り扱い店舗が少なく、手に入りにくいのが実情だ。ACROの遠藤さんは「インドネシアは生産年齢人口が多く市場としてかなり魅力的」と分析。「肌に負担をかけずにきれいになる。日本のナチュラルコスメを多くの人に知ってほしい」と話した。現在はスキンケア、ベース・メーキャップ、ポイント・メーキャップが中心だが、今後は日本と同じ商品をそろえていくという。
CMGの担当者・ジェニーさんによると、今後インドネシアでも店舗拡大を目指す。「インドネシア人の認知度が上がり、ナチュラルコスメが定着していくことが目標」と話している。(西村百合恵、写真も)
THREE
住所 Grand Indoneisa UG Jl MH. Thamrin, Jakarta
ウェブ www.threecosmetics.com