【ジャカルタ日本祭り特集】 モナスでフィナーレ 神輿、山車が練り歩く NHKの番組収録も
1週間にわたるジャカルタ日本祭りのフィナーレは最終日の30日(日)、ジャカルタ特別州の協力を受け、毎年恒例となった中央ジャカルタの独立記念塔(モナス)広場で開催する。開場は午前10時。。
昨年同様、日本食レストランやスーパーなどがりんご飴、焼きそば、かき氷、たこ焼きなどを販売するブースに囲まれた会場で、神輿(みこし)や山車(だし)が練り歩き、夜には輝くモナスを背に、櫓(やぐら)を囲んでの盆踊りも予定。日本の夏祭りさながらの雰囲気が楽しめるイベントになりそうだ。
日本各地のお祭りの踊りも会場を盛り上げる。インドネシアの若者による北海道の「よさこいソーラン」、徳島の「阿波踊り」、高知の「高知よさこい」、沖縄の「エイサー」の各連が踊りを披露。今年は沖縄の恩納村青年団がエイサーを舞い、本場の迫力を届ける。
ステージ上では、JKT48の公演や邦人ビックバンド「ギャラクシー」、軽音部が演奏。また、インドネシアでの視聴者も多いというNHKワールドの番組「J―MELO」の公開収録として、日本からやって来た歌手のMay J.が楽曲を披露する。
車や日用品などの日系企業も多数出展。最新技術やインドネシア市場に合わせた工夫を盛り込んだ製品を通じ、ものづくりの心を伝えるとともに、日本の存在感をアピールする場にもなる。