【ジャカルタ日本祭り特集】 協力関係深めるシンボルに 鹿取克章・駐インドネシア日本大使
今年も「ジャカルタ日本祭り」の季節がやってまいりました。この「祭り」も今年で4回目を迎え、日本とインドネシア両国市民の交流の重要な懸け橋としてますます知名度も高まってきました。ジャカルタ日本祭り実施にあたり御尽力されてきました皆様に心からの敬意と感謝を申し上げます。
昨年私たちは、「ありがとう、インドネシア」をテーマに、東日本大震災に対するインドネシアの方々への感謝の気持ちを「祭り」の形で表しました。これからは、昨年来深まった日本とインドネシアの市民間の絆をさらに強くし、そしてこれまで培われた交流をさらに広げていくことが私たちにとっての大きな課題であると考え、今年のジャカルタ日本祭りのテーマ「深まる絆、広がる交流、インドネシア・日本」としました。
今年もさまざまな行事が予定されています。今年は駅伝、日本及びインドネシアの方々が共に参加する日本インドネシアのど自慢大会や浴衣コンテストなどの新たな行事が加わりました。また沖縄県から恩納村青年団エイサーが来訪し本場の踊りが披露される予定です。そして日本から、昨年に引き続き21世紀伝統和楽団が来訪し津軽三味線公演を披露、さらに歌手のMay J.さんも参加されますし、ジャカルタのアイドルJKT48もパフォーマンスを披露してくれます。すばらしいジャカルタ日本祭りとなることを確信しております。
日本とインドネシアは極めて緊密な友好協力関係を築いてきましたが、これは、様々な分野でこれまで御活躍されてきた方々の御努力の賜です。このジャカルタ日本祭りが、これまで両国の市民が培ってきたこの友好関係をさらに深めていくシンボルとして一層発展し、多くの方々に愛される行事となりますよう祈念しております。