【スナンスナン】 タイの大型モールが出店 新鋭ブランドも続々 高級指向「セントラル」
バンコクを代表する大型ショッピングモール「セントラル」が先月28日、中央ジャカルタのショッピングモール「グランド・インドネシア」のイーストモールに出店した。中国に次いで2カ国目の進出。子どもから大人まで多数の衣類ブランドが並ぶ。
セントラルは、グランド・インドネシアのイーストモール、G階〜2階までの4フロア分、計2万1千平方メートルの面積を有する。入居ブランドは500以上で、靴や衣類、家具、かばんや化粧品など有名ブランドが軒を連ねる。店内は白色の照明、インテリアで統一されている。フロアには仕切りがないため、吹き抜けの空間が広々とした雰囲気を作る。
注目はタイやインドネシアの若手デザイナーによる新しいブランド。G階〜1階の各階にあり、バティックや革製品、ゾウ柄のモチーフなど斬新な作品はお土産にもぴったりだ。
また、2階の子ども用品エリアには、キティなど人気キャラクターの商品からベビー用品など豊富な品ぞろえ。来月1日まで最大70%オフのセールを実施している。
セントラル・リテール・インドネシアのジョシュア・サイクロフト代表は、開店イベントで「インドネシアの持つ巨大な市場で最高のショッピング体験を味わってほしい」と話し、同社のグローバル展開の第一歩にすることを明言した。さらに店員は英語、中国語も可能で、バンコクのセントラルと同様の接客教育を受けているという。
セントラルは1947年にバンコクに1号店をオープンし、本屋、ホテル、レストランなども運営している。今年中に西ジャカルタのモール「セントラルパーク」内にも出店する予定。(西村百合恵、写真も)
セントラル
住所:Jl. MH.Thamrin No.1, Jakarta Pusat
営業:午前10時〜午後10時