【シェフの愛情レシピ】 サンバルで、エスニック風に ココナッツカレー

 2日目のカレーがおいしい、という話を聞いたことはないですか。味がまろやかになるからでしょうか。作り置きができるカレーですが同じ味では飽きてしまいます。ちょっとした工夫でおいしく変身するレシピを紹介します。

材料(4人分)
・カレー
・玉ねぎ100グラム
・トマト100グラム
・しょうゆ20cc
・ケチャップマニス100cc
・ココナッツミルク20c
・黒コショウひとつまみ
・サンバル20cc
・おろしニンニク10グラム
・おろしショウガ10グラム
・水330グラム
・カレーに入れる具材 
 魚、野菜をお好みで。今
 回は魚の切り身、カリフ
 ラワー等。

作り方
1) ニンニクとショウガをいためる。
2) 玉ねぎを加えてじっくりいためる。次にトマトを入れていためる。
3) 魚の切り身に片栗粉をまぶし5〜6分揚げる。エビは短めに揚げる。
4) (2)の鍋にサンバルを入れる。カレールーを加える。
5) 水を加えて火を強める。コショウ、しょうゆ、ケチャップを入れる。
6) 火を弱め煮詰めていく。ここまでで火を入れ始めてから10分ほど。揚げた魚、エビを入れる。
7) 野菜を入れる。最後にココナッツミルクを入れる。火を入れてから30分程ででき上がり。

■30分で「またおいしいカレー」に早変わり
 食欲がなくても食べられるのがカレーではないでしょうか。味の好みは各人それぞれでルーや具材にこだわりもあるでしょう。今回は普通のカレールーをエスニック風に変身させます。市販のルーを使っても大丈夫です。インドネシアで一般的な調味料であるサンバルを隠し味にするのがポイントです。
 「サンバルのピリッとした味とココナッツの風味がミックスされた、爽やかなエスニックカレーです」とレシピを教えてくれた「紅音」のシェフ。カレールーに手を加えるだけなので、2日目に食べるカレーにも応用できます。ルーはパスタに絡めても、パンにつけてもおいしく頂けます。サンバルの辛さが苦手の方や子どもには、ヨーグルトを入れてまろやかさを出しましょう。
 おいしいカレー作りの基本は「あまり凝らず説明通りにまず作る方がよい」とのこと。スープカレーなどさらっとしたタイプのルーが今店などでも人気ですが、「やっぱり慣れ親しんだ、お母さんが作る自分の家のカレーが一番でしょうね」。

「紅音」

営業 ランチ 11:30〜14:30
   ディナー 18:00〜22:30
☎  021・522・0735
中央ジャカルタのクラウンプラザホテル1階

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