【じゃらんじゃらん特集】ジャワジャズ10回目迎える 2月28日〜3月1、2日

 インドネシア最大の音楽の祭典、ジャカルタ国際ジャワ・ジャズ・フェスティバル(ジャワジャズ)が28日〜3月1、2日の3日間、中央ジャカルタ・クマヨランの国際展示場(JIExpo)で開かれる。世界でも有数のジャズイベントになったジャワジャズは今年で10回目を迎える。世界各国から147組が出演し、3日間を盛り上げる。
 日本勢は渡辺貞夫、松居慶子、山木将平、庄司紗矢香、在留邦人ビッグバンドのギャラクシー。
 「ナベサダ」は7年ぶりにジャワジャズに出演する。前回の2007年には、インドネシアのミュージシャンと「シェア・ザ・ワールド〜こころつないで」を企画。出身地の栃木県の小中学生を引き連れ、ジャカルタのインターナショナルスクールや韓国、ドイツ、インドネシア、ジャカルタ日本人学校(JJS)の生徒とともに熱演した。
 ピアニストの松居は、全米スムースジャズ賞最優秀女性アーティスト賞や、日米交流150周年記念の外務大臣表彰を受けたこともある。
 山木はアコースティックギター奏者で、11年にはトロント国際ジャズフェスティバルに出演。札幌出身の24歳。ヨーロッパを拠点に活動してきたバイオリン奏者、庄司と共演する。
 米国からはナタリー・コールが登場。父のナット・キング・コール作品のカバーなどをヒットさせたこともあるベテランが、オールドジャズのファンも多いインドネシアでどのようなステージを見せるのか注目を集めそうだ。
 グラミー賞4回受賞を誇る米女性歌手、インディア・アリーは初来イ。昨年4年ぶりのニューアルバムを発表した。
 ジャズ、R&Bシーンをにぎわせてきた大物で、ジャワジャズの常連となったミュージシャンも多い。ミャンマー出身の母を持つイギリスのピアニスト、ジェイミー・カラムは7年ぶりの来イ。1月から今月にかけ、日本ツアーを成功させたばかりだ。他にも、アース・ウィンド・アンド・ファイア、デイブ・コズ、インコグニート、ジェフ・ローバーらが出演する。
 インドネシアからは、ブルーノート東京で公演したこともある女性歌手ディラ・スガンディや、ググン・ブルースシェルター、バラワン、デワ・ブジャナら常連のほか、アグネス・モニカなどポップ歌手も出演する。
 チケットはウェブサイト(www.javajazzfestival.
com/2014/)で。1日のみ55万ルピア、3日間132万ルピア。
tival.com/2014/index.php)で確認できる。

■ギャラクシー 2日午後出演
 最終日2日(日)午後2時半〜同3時半、「ジャワジャズステージ」でインドネシア在留邦人ビッグバンドのギャラクシーが出演する。第1回のジャワジャズから参加。今年もトランペットやベース、ドラム、ピアノなどの大所帯で観客を沸かせる。「オーパス・ワン」や「フライ・ミー・トゥ・ムーン」など全11曲を披露する。1992年から今年で結成22年目を迎えた。「私たちらしい、楽しくライブをしたい」と意気込む。

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