神秘の洞窟と夕日鑑賞 ラブアンバジョ
ラブアンバジョ(東ヌサトゥンガラ州)といえば、コモドドラゴンやピンクビーチが見られるコモド島への玄関口として有名ですが、今回は神秘的な青の洞窟と人気の夕日鑑賞スポットをご紹介します。(パンダバス 西中奈々 写真も)
■青の洞窟「ランコケーブ」
ラブアンバジョの街中から港へは車で約1時間、ひたすら山道を走ります。港からは小さなスローボートで洞窟へ向かいます。片道約15分でした。港がある村には小さな売店がありましたが、更衣室やお手洗いなどはないため、着替えが必要な方は事前に準備される事をおすすめします。
洞窟がある海岸に到着すると、5分ほど山道を歩き、洞窟へ向かいます。外からは洞窟の中の様子は真っ暗で見えません。でも、少し不安を抱えながら中に入ると、そこにはエメラルドグリーン色に輝く神秘的な水面が広がっていました。入り口から差し込む太陽の光が反射して、水面がエメラルドグリーン色に見えます。水の透明度も高く、水の温度も心地良かったです。
日差しの関係で午後1時から3時の間に限り、美しいなエメラルドグリーン色の水面が見られるそうなので、この時間を狙って行きましょう。
洞窟の中は滑りやすくなっているので注意が必要です。洞窟には約1時間ほど滞在し、余韻に浸りながら行きと同じボートに乗り、ラブアンバジョ港に戻ります。
■夕日鑑賞スポット「ブキットシルビア」
ラブアンバジョで外せないもう一つのスポットは、夕日が綺麗に見られるブキットシルビアです。街中から車で約10分、さらに歩いて5分ほどで丘の上に到着します。ここからはラブアンバジョの港町が一望でき、街の様子と夕日が一度に楽しめます。
地元の方にも人気のスポットのようで、日が沈むタイミングはたくさんの方が夕日を見に来られています。ジャカルタでは見ることができない壮大な自然と夕日のコントラスト、感動します。
1日の終わりに丘の上から綺麗な夕日鑑賞はいかかですか?
■シーフードディナー
綺麗な夕日を見た後はシーフードディナー。フィッシュマーケットは中心地に位置しており、ブキットシルビアからは車で約10分ほどです。新鮮な魚がずらりと並んでおり、その中から気に入った海鮮と調理方を選びます。今回は焼き魚のイカンバカールとイカを揚げたチュミゴレンを注文しましたがどちらも非常に新鮮でした。屋外で食べるとより美味しく感じますね。
コロナ禍で簡単に旅行に行ける環境ではありませんが、行動制限に終止符が打たれ、自由に旅行が楽しめる時期が来たら、青の洞窟、ブキットシルビアでの夕日鑑賞などの自然を感じる旅行もいかがでしょうか。