電車で行くボゴール
ジャカルタから日帰りで気軽に行ける人気のボゴール(西ジャワ州)。今回は日本の中古車両が使われている首都圏専用電車(KRL、コミューター)に乗って行ってきました。ボゴール市内にある植物園と大人気カフェをご紹介します。
■ボゴールへの行き方
KRL一本で簡単に行くことが出来ます。スディルマン駅からボゴール駅までは電車で約1時間半。渋滞がなくスムーズに行けるため、時間が限られている日帰りのプチ旅行にぴったりです。
日本の中古車両が使われていますが、車内の注意書きや広告などはインドネシア仕様になっています。また車窓からは普段の生活ではあまり見る機会がない、現地の方々の生活の様子を見ることもできて、とても興味深かったです。
あっという間の1時間半の電車旅でした。駅に入場する際に体温検査がありましたが、PCR検査や抗体検査は必要ありませんでした。車内では走行中に消毒が一回実施され、コロナ対策も実施されていました。
■ボゴール植物園
ボゴール植物園は1817年に開園したインドネシア最大級の植物園です。世界中から集められた植物の数は約1万5千種類といわれており、面積はなんと80ヘクタール超と東京ドーム約17個分の大きさ。園内は緑が多く、道路も綺麗に整備されており、快適に散策をすることも出来ます。ただ、あまりに広すぎて徒歩では一部しか見ることができないので、有料ではありますが、園内を巡回しているトロッコやレンタルサイクルを利用するのがおすすめです。
■おしゃれなお土産屋さん
植物園の入口付近にあるおしゃれなお土産屋さん「OLIVE STORE」。ここには植物、オリジナルの木製の食器、Tシャツなどのお土産が販売されており、比較的にリーズナブルな値段で購入することができます。おしゃれなカフェも併設されていました。
■園内のおすすめレストラン
ボゴール植物園にあるおすすめレストラン「Grand Garden Cafe」。植物園の入口から徒歩約10分のところに位置しており、丘の上にあるレストランでは緑の自然を眺めながらのんびりと食事をとることができます。
食事はインドネシア料理とウエスタン料理があり、今回はジャワ風のナシゴレンを注文しました。開放的なレストランの雰囲気とマイナスイオンたっぷりの自然の中で食べるご飯は、より一層美味しく感じます。都会のジャカルタではなかなか味わえない贅沢な時間を過ごすことができるので、植物園に行かれる際は是非行ってみてくださいね。
■市内にある人気カフェ
ボゴール市内にある大人気カフェ「LEMONGRASS」。植物園からは車で10分ほどでした。こちらのカフェは2階席まであり、明るく開放的でおしゃれな店内が特徴です。店員さんのおすすめは「Roti Tissue」。パリパリに焼かれた薄いクレープ生地にチョコレートソースがかかっています。想像以上の大きさに圧倒されるかと思いますが、一人でもペロリと食べられる軽さなのでぜひトライしてみてください。自然を身近に感じることができるのがボゴールの魅力の一つですね。今度の週末に電車でボゴール日帰り旅行に行ってみてはいかがですか? ただし、ご自身での予防対策もお忘れなく。(パンダバス 西中奈々 写真も)
◇パンダバス
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