ウィズコロナで旅を楽しむ 幻想の火山湖、カワプティ
新型コロナウイルスの感染拡大が続くジャカルタ特別州では、緩和策を大幅に後退させることになり、今回は周囲との接触が少ない車移動による旅行を提案します。ジャカルタから車で行ける、まさに秘境という言葉がぴったりな観光地、カワプティです。
カワプティは西ジャワ州バンドンから南へ約50キロ。パトハ山の巨大なクレーターに間欠泉から湧き出た水が溜まり、400年以上も前にできた火山湖です。インドネシア語で「カワプティ=Kawah(噴火口)Putih(白)」。別名ホワイトクレーターとも呼ばれています。
交通状況にもよりますが、バンドン市内からカワプティまで車で走ってみると、3時間ほどかかりました。
入口で入場チケットを購入し、さらに車で10分ほど走ると、やっと到着です。カワプティは標高2430メートルに位置するため、薄い長袖の服がちょうどいいくらいに涼しい気温です。広場には馬乗り体験や売店などもありました。
入場ゲートを通り緩い階段を下りていくと、目の前には薄いエメラルドグリーンの湖が広がります。湖は直径500メートルあり、写真に収まりきらいない大きさと想像以上の絶景に、興奮しました。
火山湖はかなり酸性度が強いようで、周りの枯れた木々がそれを物語っています。「滞在時間は15分まで」と注意を喚起する看板も建てられていました。エメラルドグリーンの湖が幻想的な雰囲気を作り出しており、正直15分間の滞在時間は短いと感じましたが、人間にも害があるようなので限られた滞在時間で絶景を満喫しましょう。
カワプティの入場ゲートの隣にはにはスカイウォークもあり、別料金(1万ルピア)でチケットを購入するとカワプティを上から見下ろせるスポットへ行くこともできます。近くで見るのももちろん綺麗ですが、上から眺めるカワプティは近くで見る景色とは違った雰囲気があり、大変感動しました。カワプティへ行かれる際は通常のゲートから入り近くで見るパターン、またスカイウォークを使って上から見るパターンの2種類で見ていただくことをおすすめします。
現在は新型コロナウイルスの影響でマスクを着用していますが、通常時でもカワプティ入場時はマスクの着用が必須のようです。新型コロナウイルス収束後もマスクはご持参ください。
幻想的なカワプティ観光と併せておすすめしたいのが、チウィデーの茶畑です。カワプティからさらに山道を進むと、道路を挟んで鮮やかな緑色の茶畑が一面に広がります。近くの売店では茶畑を眺めながら休憩をすることもできます。澄んだ空気とともに飲むお茶は格別でした。
カワプティまでの道のりは少し長いですが、一見の価値ありです。ジャカルタでは見ることのない壮大な自然を堪能しながら心身をリフレッシュしませんか?
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