少人数でゆっくり滞在 プラウスリブ 旧「JAL島」で至福の時
インドネシア語で「千の島」を意味するプラウスリブ。ジャカルタ近海に浮かぶ島々で、実際には342ほどの島嶼で構成されます。その中で人が住んでいるのはわずか11島。人口はあわせて2万人ほどです。リゾートがあるのは10島に満たず、そのひとつがパンタラ島のパンタラリゾート。かつて日本航空が開発した「プラウスリブ・マリン・リゾート」で、今なお「JAL島」と呼ばれることもあります。
■出発
出発はジャカルタのアンチョール港から。船に揺られて約2時間、目的地のパンタラ島に到着します。出発時に見るジャカルタ湾の海からはイメージができない、いい意味で裏切られるほど、島の海の透明度は抜群で透き通っており、熱帯魚が泳いでいるのが見えます。フェリーのタイプは乗客に人数により変わりますのであらかじめ。
■上陸
船着き場から桟橋を渡り、ヤシの葉で覆われたレセプションに向かうと、島のスタッフが楽器を演奏して出迎えてくれます。島は30分もあれば徒歩で1周できる大きさ。ですが、島の半分はヘリポートのほかに、マングローグやミニジャングルもあり、ちょっとしたトレッキング気分を味わえます。
宿泊するコテージはエアコンを完備しており、バスルームには日本人が喜ぶバスタブもあって、お湯も出ます。コテージは島の外周に配置され、部屋には海側に大きな窓があるので、ヤシの木の向こうに海を臨むことができます。また、リゾートとしてのこだわりから海上からの景観を重視しており、建物の高さをヤシよりも低くおさえ、海から建物を見せない配置にしています。
■アクティビティー
島でのアクティビティーには、シュノーケリング、ダイビング、バナナ ボート、カヌー、ジェットスキー、釣りなどのマリンスポーツが用意されています。
実は私、海が苦手なので、ビーチリゾートではビーチデッキで本を読んだり、ビールを飲んだりし、ひたすらぼーっとします。美しい大自然に囲まれ、そんな自分だけの至福の時を楽しむのもいいですね。
もっとも、マリンスポーツ以外にもサイクリング、テニスコート、卓球、プール、カラオケなどの設備も充実しています。新型コロナ問題が浮上する前ですが、その日は中国人グループが盛り上がっていました
レストランは1カ所しかありませんが、お客様が飽きないよう、そして誰もが食事を楽しめるよう、インドネシア料理だけでなく、国際色豊かな肉料理、そして魚料理がバランスよく用意されていました。新鮮な魚を使ったシーフード料理はとても美味しかったです。
パンタラ島は日本人の方によく利用されるセパ島、プトリ島などに比べると落ち着いた雰囲気。大人数というよりは少人数、カップルでゆっくり過ごしたい方におすすめの島です。(ビーウィシュツアー、松田哲也、写真も)
ビーウィッシュツアー
電話 0812・8718・9325
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メール jakartabewish@gmail.com