リピーターも楽しめる バリ島東部 レバラン休暇にいかが?
バリ島に2年間在住経験があるせいか、バリ島への思い入れが結構あります(住むには大変ですが……)。バリ島に関するネタをお伝えし始めると話題が尽きませんが、バリ島在住中に総走行距離450キロを車で旅行をしたことがあります。今回はその際に訪れました観光場所で、おすすめの東部ルートをご紹介しようと思います。間もなくやってくるレバラン休暇でバリ島旅行を控えた方々の旅程づくりの参考になればと思います。
今回ご紹介するのはバリ島東部の観光エリアで、場所で申し上げるとクサンバ、パダンバイ、チャンディダサというエリアです。クタ方面からは遠いので、1日ではなかなか難しい日程となってしまいそうです。ぜひ余裕をもって宿泊付きでの観光としてみましょう。
■天然塩のクサンバ
地名をご存知の方もいるかもしれませんが、クサンバは天然塩の産地として名の知れている町です。バリ島あるあるですが、この町、塩以外何もありません(笑)。しかもこのお塩、それらしい場所を探そうと思うと、まったく観光誘致をしていないので、場所にたどり着くのも至難の業。効率的に回るには現地人の同行が無難かもしれません。
ひとたび塩田にたどり着くと、「これぞ田舎の産業!」と思わず声をあげたくなる独特の平和な空気と、時代に臆することない昔ながらの製法を感じ、見ることができます。村人たちが黙々と塩を天日干しで精製している様は頭の下がる思いさえします。現場でお塩を購入することもできるのもうれしいポイントですね。
■コウモリ洞窟
こちらは一風変わったヒンドゥー教寺院で、その名もプラゴアラワ(コウモリ洞窟寺院)といいます。何のひねりもありません。コウモリがいる洞窟を携えたお寺です。ただ、すごい。数がすごいです。あとはコウモリまでの距離が割と近いこと。 「これ、コウモリが飛んできたらどうなりますか……?」と考えだすとさあ大変です。 という絶妙な近さで見学できますので、コウモリ好きの方はぜひ訪れてみてください。
■隠れ家ブルーラグーン
まさに隠れ家ビーチというのにふさわしいのが同じエリアにあるブルーラグーンです。決して大きなエリアではなくビーチエリアもあまりありませんが、そこがまたここを隠れ家と呼びたくなるゆえんですね。
透明度は高く、ビーチからそのままシュノーケルも楽しめるという好環境です。ただ、シュノーケルが楽しめる反面、足元は岩でごつごつしてますので、遊泳を楽しまれる際には足を保護できる履物があるとよいですね。飲食ができるワルンもあり、数時間はのんびり過ごせます。
■伝統の村トゥンガナン
トゥンガナン村は、一つの村が外壁で囲まれ、昔から独自の伝統を重んじているという独特の生活様式を持つ村です。現在は観光村としても展開しているので、入場料を払い、誰でもその村に入ることができます。
一歩足を踏み込んだ時の感想は「映画のセットか?」でした(笑)。異様に整いすぎている村の家々やきれいに整備された通路などが印象的でしたが、確かにそこで村人は生活しているわけで、よく見ていくと生活感あるものが至る所に。このきれいに整備された環境も、外壁で覆われて村内の規律がしっかりとれているからなんだとすぐに合点がいきました。
■リゾートホテルも
こちらのエリアのおすすめとしては、実は質の高いホテルが結構あることです。高級ホテルからお手頃なホテルまで選択肢がたくさんあり、どのホテルもプライベートビーチといえる透明度の高いビーチがあるのもおすすめ。のんびりと過ごされたい方には、だいぶご満足いただけるのではと思うエリアです。近くには小さいですが、飲食店の並ぶ通りも少しだけありますので、数泊程度であればメリハリのある滞在を楽しめます。
リピーターの方でも十分に楽しめるバリ島東部、今度のレバランにいかがですか。(パンダバス、直井剛史、写真も)
パンダバス
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