オランウータンとの遭遇 タンジュン・プティン国立公園 木造船でジャングルへ
世界で3番目に大きい島であるカリマンタン島。インドネシア中部に位置するこの島は領土をブルネイ、マレーシア、インドネシアの3国に分割されており、そのうちインドネシアの保有する領土としては約54万平方キロメートルと島の4分の3ほどです。この中の東京ドーム約8万5千個分の面積を熱帯雨林を占め、世界にも稀に見る動植物と、そこで出会えます。
カリマンタンの「森の人」
今回は「森の人」とも呼ばれるオランウータンが生息する国立自然公園「タンジュン・プティン国立公園」についてご紹介します。
まず、ジャカルタから飛行機で中部カリマンタン州パンカランブンの空港へ行き、空港から車で約30分かけてクマイ港に向かいます。港に到着後、クロトックと呼ばれる木製船に乗ります。
湿気のあるタンジュン・プティンでは蚊に頻繁に刺されるため、虫除けスプレー及びクリームは必須。そこから2~3時間ほどかけてオランウータンが生息しているタンジュン・プティンに向かいます。
タンジュン・プティン到着後は30分ほどかけて森林の中を歩いて行き、オランウータンの餌やり場に向かう。道中では同行するガイドの説明の下、テングザル、チョウ、などの熱帯特有の動植物を見ることができます。
タンジュン・プティン国立公園内には、オランウータンの餌付け場所が複数設置されており、運が良ければ写真のようにオランウータンと鉢合わせすることもできます。
宿泊は船
宿泊は船になります。水シャワーのみになりますが、蒸し暑い夜にはさっぱりとしてちょうどよかったです。また、ジャングルの夜は、ジャカルタでは到底見ることのできない満天の星と蛍が見られてとてもすてきでした。夜明けには、方々から、鳥の鳴き声が響き渡ります。(ビーウィシュツアー、伊藤舞、写真も)
ビーウィシュツアー
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