透明な海、息づく伝統 ロンボク島 地震前の活気戻る
昨年12月にロンボク島へ行ってきました。昨年、この島は7月、8月と地震があり、修繕の必要性などから一時営業停止にしていたホテルが多くありましたが、すでに大部分のホテルが復旧済み、通常営業中とのことで、今観光地はどうなっているのか、旅行を楽しむことができるのか確認するためです。
実際にパンダバスでご案内をしているホテルを確認し現地の人のお話を伺ったことで、総評としてはロンボク島の観光地は以前と変わらず活気があり、十分楽しめる観光地へと戻っていることが分かりました。
■空港からスンギギへ
ロンボク島の空港を出発し、ロンボク島最大の都市マタラム市を通り抜け、空港から1・5時間ほど車で走るとロンボク島の観光地として有名なスンギギ地区へ到着します。スンギギには世界的にも展開をしているデラックスホテルがあったりして、ロンボク島の中ではリゾート地区とされている場所になります。
ホテル自体は一時地震の影響で営業停止していたものの現在は通常通りの営業となっております。お部屋も過ごしやすい雰囲気でした。しかし街中では一部は看板が壊れてしまっている所も。
■影響の大きかったギリ
スンギギよりさらに北に向かうとロンボク島の中で最も有名と言っても過言ではないギリ3島がございます。今回私が行ったのはギリ3島の中で最も大きい島であるトラワンガン島。トラワンガン島にあるホテルも多くが一時営業を停止しておりましたが、現在はほとんどのホテルが通常通り営業いたしております。
ジャカルタではなかなかサイクリングなども難しいですが、ギリ島内の交通機関は馬車か自転車となっており、自転車は無料で貸し出しとなるホテルもあるためサイクリングをして楽しむこともできます。
道の状況には地震の痕跡は感じられませんが、道路脇を見てみると土嚢が積んであったり、片付け途中なのか木々が置かれていたりするのが見て取れるような状況がありました。しかし1周してみるとほとんどのお店が通常通りの営業を行っており、外国人観光客がゆっくりとお酒を飲んでいたりゆっくりと過ごしていたりと、以前と同様リゾートらしい雰囲気がございました。
実際に現場のスタッフに当時の状況などを聞いてみたところ、どのホテルも大きな影響はなかったとのことでした。現在も通常通りの営業になっており、徐々に観光客も戻ってきているということでした。旅行ツアーを案内している私たちとしてはとても安心できる状況であったと感じました。
■他の魅力も健在
その他にもロンボク島本島の観光地として有名な陶器のバニュムレック村、そして織物のスカララ村へも足を運んできました。実際に行くとバニュムレック村では陶器の製作体験もできました。スカララ村では機織を体験したり、ササック族の伝統衣装をきて写真撮影できたり、観光を存分に楽しむことができます。
両村の人と話をしましたが特に影響もなく、どちらの村とも田舎独特の平和な雰囲気がありました。
今回ロンボク島に行ってみて本当に良かったです。実際に行ってみると観光地としてロンボク島の活気は十分で、海も以前と変わらず美しく透明度も抜群です。ぜひ皆さん足を運んでみてください。(パンダトラベル、岸野真穂、写真も)
◇パンダトラベルジャカルタ支店
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