日本が白星発進 アジア大会男子サッカー
アジア大会男子サッカーの予選D組の初戦が14日、日本人駐在員も多く住む西ジャワ州ブカシ県チカランのウィバワムクティ競技場で行われ、五輪を目指すU―21(21歳以下)代表で臨んでいる日本は、日本人の行徳浩二監督率いるネパールに1―0で勝利した。
前半7分に筑波大の21歳、三苫薫が得点。以降もチャンスを作ったが、得点につながらなかった。日本人も訪れたスタンドから「(シュートを)打て!」との声も上がった。
森保一監督は、1失点に抑えたネパールを率いた行徳監督について「非常に厳しい戦いを強いられた」と述べ、「習慣や文化が違う中で仕事をすることは簡単なことではない。その中でサッカーという一つのツールを通して友好の関係を築き、日本人指導者としてアジアのレベルアップに貢献されているのは日本人として誇りに思う」と敬意を表した。日本は16日にパキスタンと対戦する。
14日にはバスケットボール男子も始まり、日本は台湾に65―71で敗戦。インドネシアは韓国に65―104で敗れた。ハンドボール女子で日本は41―16でタイに勝利。インドネシアは23―15でマレーシアに勝った。(中島昭浩、写真も)