調整相、ミャンマー訪問 今月首脳会談へ 官民一体で投資に意欲
ハッタ・ラジャサ経済担当調整相は2日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンを訪れ、テイン・セイン大統領と会談した。
週刊紙ミャンマー・タイムズ(電子版)によると、ミャンマーからのコメ輸入や投資に関して話し合われた。ミャンマー側は来年の東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国就任を望んでおり、インドネシアに同意を求めた。ズルキフリ・ハサン林業相も同行。
ハッタ調整相は翌3日、ミャンマー商工会議所のヤンゴン本部でのビジネス・フォーラムに出席。ユドヨノ大統領が今月第3週にヤンゴンを訪問することを明らかにした。2011年のテイン・セイン大統領の訪イ以来の首脳会談となる。調整相はプイン・サン商業副大臣、ウイン・アウン商工会議所会頭らとも会談。
インドネシアのメディアによると、国営企業幹部らを帯同し訪問した調整相は「通信インフラ分野で国営通信テレコムが受注できれば、規模は数十億ドルになる」と語り、火力発電所への石炭供給などにも意欲を示した。